車の再生に命をかけるボディワークス・アルファの板金日記 ≪毎週水曜日 20時に更新≫

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2011.10.12 Wed
 他店で修理した部分を、再補修してくれとの依頼です。お車を拝見した瞬間に分かりました。よくある、典型的な補修パターンです。直射日光ですと解り辛いですから、車の角度を変えて撮影しました。

 マジェスタ 左側面  マジェスタ 左Frドア

 左Frドア全体が、前後と比べて黒ずんで見えます。車に近づいて観察しますと、左Frドアの中央部が白いです。この写真だけ見ると、下手な塗装だと思うでしょうが、平均より高レベルの補修です。リペゾウの写真撮影が上手いだけ

 面も綺麗にでてるし、塗り肌もピッタリと合ってます。多少でも日が当たれば、目の肥えている方でないと気づかないと思います。Yさん、よく気づきましたね。

 左Frドア全体が黒ずんで見えるのは、ドアパネル全面に補修用クリアーを塗装したからです。新車クリヤーと補修用クリヤーでは、樹脂が違います。光の屈折率にも差があります。薄膜の時は、さほどの差異はありませんが、厚膜になると、クリヤー塗布した部分が黒ずんで見えます。高級クリヤーほど膜厚が付き易いですから、補修部分と未補修部分の差が出易くなります。

 ドアの中央部分だけが白っぽく見えるのは、メタリック粒子の立ち方の違いです。塗り方がウェットとドライでは、塗り上がりは全く違います。下地の状態によっても変化します。しっかりと下地を乾燥させる。下地の研ぎの最終番手は、この色なら、最低でも1000番以上を使用したいです。コダワリだすとキリない部分もあります。

Yさんには、塗装代だけで10万を掛け、再補修させてもらいました。部品の脱着工賃や取替部品代は別途請求です。かなりの高額です。

 見積時、他の工場では幾らだったと言う方もいますが、全ての工場で同じ作業をするわけではありません。既成の電化製品等の販売とは違い、基本的には一物一価の料金請求です。もちろん相場価格はありますので、それを基準にして話し合います。要求される仕上りレベル等に合わせ、同一パネルの補修でも、3万の時もあれば5万の時もあり、10万とか20万とかの時もあるわけです。



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