車の再生に命をかけるボディワークス・アルファの板金日記 ≪毎週水曜日 20時に更新≫

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2011.08.24 Wed
 観測会前日、噛み込んでたバックドアと右リヤドアを開放。作業の邪魔となるトリム等を外します。損傷は車両後部全体に及んでます。左右のリヤホイールハウスインナーの変形も酷いし、リヤフロア先端部でも座屈です。

 ラパン ホイールハウス 左  ラパン ホイールハウス 右

 ラパン リヤフロア左  ラパン リヤフロア 右

 下側から見ますと、左右リヤサイドメンバー(リヤフレーム)の最後部、エクステンション部分で折れてます。事故時、瞬間的には、これの倍近い変形があっても不思議無いです。鋼板は、スプリングバックで戻ります。戻ろうとしても戻りきれない部分が、変形として残るわけです。

 ラパン リヤメンバー 左  ラパン リヤメンバー 右

 損傷は酷いが、解り易い波及です。一見は左右差があるよう見えますが、ガソリン給油口がある分だけ左側の強度が上がり、変形量の差となって現れているだけ。単純に後方から、均一に押し込んでます。

 骨格修正作業の基本的な考え方は、入力と反対方向に引く事です。この事故の場合は、損傷波及の無い部分で固定。要所の高さを取りながら、6時方向に、強度の高い部位から左右均等に引けば直ります。波及の最終到達点から入力点に向かい、奥から順番に、規定値まで寸法を戻します。同時に全パネルの形状を、8割以上は復元させます。

 面入力により損傷した部位の修復は、面引きで直します。面で押し込まれた結果、発生した損傷です。修復は逆方向に、面で引きます。点引きで寸法出しは可能ですが、パネル形状まで綺麗には復元しません。ポイントの寸法出し後に新品パネルと交換する、カット&ビルドの修復方法とは異なります。

 続く



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テーマ:修理 - ジャンル:車・バイク
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