車の再生に命をかけるボディワークス・アルファの板金日記 ≪毎週水曜日 20時に更新≫

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2011.07.20 Wed
 少し前、レアな車のフロント大破を修理しました。作業前に事前見積を作成したんですが、その中で勘違いをして…Frパネルがボルト止めと思ってたら、溶接止めです。当然の事ながら、作業量に大きな差があり精算見積を作成する段階で訂正しようか迷いましたが、あえて弄らず、そのまま提出です。

 担当アジャスターのISさんから電話があり、「見積を見させていただきました。端数だけ値引いてもらえませんかね。」とオネダリです。

 リペゾウ、「ISさん、その見積が抜け抜けなのは分かっているだろう。Frパネルの部分なんか酷いもんだよ。」

 ISさん、暫く無言…その後、「気づいていたんですか」だって気づいてるに決まってるじゃないですか。入庫車全部の作業に携わっています。あえてそのままで提出したのは、見落した自分の不甲斐なさに対してのペナルティーです。忙しくてもプロを自称するなら確認すべきだし、エンドユーザーが相手なら、やたらに値段は上げられません。

 リペゾウ、「ISさん、明らかに安くなってる部分に気づいても、お礼一つ言わないんだね。それどころか、更に値引交渉するつもりなんだ。フーン」

 まぁ少しだけイビッテ、この件は一件落着したんですが、思う事はあります。損調を外から見てると、ISさんのようなタイプが出世するんです。本来のアジャスターさんの仕事は、整合性を計る事です。整合性が全てだと言っても過言無いくらい重要な筈ですが、値引交渉できる方が社内評価が高いみたいです。?世の中は複雑で難しいなぁー

 若い頃に出会ったアジャスターさん達の中で、今でも思い出に残っている方が何人かいます。そのうちの一人、Tさん。この方との初回の出会いは、15万程の修理見積の正否を巡る2時間以上の討論でした。結果から言いますと、リペゾウはヤラレマシタこの当時は、勢いだけで青かった。

 Tさん、「工場には工場の主張がある。損保には損保の主張がある。俺たちアジャスターは、その間に入ってアジャストするんだ。」凄くキツイ方でしたが、現場の事を知ってたし、何よりも公平でした。公平な立場からジャッジされていると感じれば、多少の不満があっても押さえます。それほど自己中じゃ、商売も長続きしません。

 修理金額は、一般的な尺度で適正である事が大事です。過剰でも過小でも問題で、どちらも、最終的なツケは、エンドユーザの負担に変化します。社会全体から見れば、単なる値引屋は必要ありません。適正なジャッジを願います。



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