車の再生に命をかけるボディワークス・アルファの板金日記 ≪毎週水曜日 20時に更新≫

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2011.06.08 Wed
 先週からの続きです。経営者は多くの場合、傘下の人材で経営します。これって当たり前の事ですが、大変に難しいどこが難しいかと言いますと、客観的な判断がし辛いです。機械なら、設計時に性能が決められます。その機械で何ができるかが解ります。

 例えばエンジン、通常は3千回転で動かしてください。短時間なら5千回転まで上げても問題ありません。6千回転以上はレッドゾーンです。危険です100時間稼動させたら、オイル交換してください…こういう事が事前に解りますから、経営者としては、無理をさせないよう、且つ遊ばせないように配慮しながら、ギリギリまでエンジンを廻し続けます。

 機械と比べると、人の場合は解り難いです。どのくらいの仕事量が適正なのか?限界値はどこなのか?個人差は大きいだろうし、適正な訓練で限界値が上がる場合もあるでしょう。人間の能力は計り知れないとも言われます …でも限界は在る筈です。現状で10しか能力を出せない方に、20の仕事を与えたら,何かしらの問題が発生するに決まっています。エンジンをレッドゾーンで回し続けると壊れるように、人間も壊れるはず。

 問題の焼肉チェーンの社長さん、凄い頑張り屋さんです。派遣社員の2年間で起業資金を貯めたとかその後も寝食を忘れるほど、仕事に打ち込んできたと思います。誰にでもできる事とは思えませんし、ある意味、偉いと思います。ただ残念な事に、ご自身の限界値も知らない状態で経営したように見受けられます。行き着く所に行き着いた感もあります。

 経営者は、自分の業種の一般的な適性仕事量等の限界値を、事前に掴んでおくべきです。その数値は客観的に見て納得できる、一般的な範囲に収まる必要があります。経営者本人や、ごく一部のデキル人を基準にする事は危険です。売上、受注構造、教育、投資、返済、全ての経営計画は、この数値を前提に組み立てます。甘えの許されない時代ですから、ご自分の業種のレッドゾーンを明確に掴み、適正規模での運営と投資が必要です。板金業のレッドゾーンについては、次の機会に述べます。。



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