車の再生に命をかけるボディワークス・アルファの板金日記 ≪毎週水曜日 20時に更新≫

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2011.03.23 Wed
先週末に聞いた話しですが、幾つかの外資系会社では、社長さん達が本国に帰国した様子です。これだけ不安が高まると仕方ないですが、寂しさも感じます。我々には、ここが故郷。そう簡単に離れられません。一人一人が精一杯に生きて、各地域や経済、そして日本全体を活気づける事が必要です。被災地の復興は10年単位、数十兆円規模が必要と思われます。景気がどん底状態では、必要な資金も手配できません。リペゾウは頑張って商売し、税金を納めます正しく使われる事を願います。

 それでは前回の続きから話します。既にレートと作業時間について話しました。今回は技術料について話します。話しが専門的になりますので、一般の方にはチンプンカンプンだと思います。ごめんなさい

 標準作業者という概念を導入すると、損傷の度合いによっては復元自体が無理だろうと思われる場合がでてきます。3年程度の経験しかない職人さんでは技術的に無理な場合、技術的には可能だが時間が掛かり過ぎて経済的に無理な(新品部品の方が安い)場合の二つが考えられます。このような場合、ベテラン職人である故に経済的復元が可能ならば、作業に対しての付加価値という意味合いから技術料を加算請求する事は、なんら問題無いと思います。では具体的には、どの程度の損傷なら、技術料を請求できるのか?考え方は様々あると思いますが、リペゾウなりの見識を述べます。

 3年経験で復元できる範囲は?早咲きの方もいれば遅咲きの方もいて、職人さんの個人差は激しいです。一概に決めつける事は難しく、論理のベースになる仕上り基準自体も数値化できません。観念的な話しに成らざるをえませんが、常識的な範囲を仮定する事は可能な筈です。個人の主観を入れず、できる限り客観的に設定する事が理想でしょう。

 指数テーブルは自動車事故時の損害額の認定という、半ば公的な作業に使用するため作成されました。作成者も標準作業者の定義に悩んだ筈。ならば、その痕跡がマニュアルに残されてると思われます。また指数は使用頻度の大きい作業、言葉を変えれば一般的な作業を前提に作成してます。作成者が考えた標準作業者の一般的な作業とは…

 二つの点に着目します。一つは外板板金修正指数の項目にある損傷面積です。最大が40d㎡です。50d㎡とか60d㎡とかの大きさの板金作業を日常的に行なうなら記載した筈です。標準作業者が40d㎡以上の損傷を修復する機会は少ないとの判断が推測されます。

 二つ目は補修塗装指数の塗り数値・修正パネルの項目にある1/1塗装の下処理面積の設定です。塗り数値としては最大の数値ですが、その場合の下処理面積はパネル表面積の1/3を想定してます。下処理面積をサフコートの範囲と解釈すると、板金面積はサフコートより一回り小さくなる場合が一般的です。パネル面積の30%を超える板金作業は少ないと判断したと思われます。面積120d㎡以上の外坂パネル自体が希少ですから、この推測が的外れとは思えません。

 自分自身の30年以上の実務経験から考えても、パネル面積の30%以上の損傷を、指数の設定時間内で修復するのは、3年経験では困難な場合が多かろうと感じます。もちろん、パネルの形状や損傷状態など ケースにもよりますが、パネル面積の30%を超える損傷、この辺が部品を取り替えるか修復するか迷う境目であり技術料を請求できるかどうかの境目でもあると思えます。同業者の方の意見、ありましたら聞きたいです。

続く



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