車の再生に命をかけるボディワークス・アルファの板金日記 ≪毎週水曜日 20時に更新≫

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2011.03.09 Wed
 最近、下記写真の2台をパネル板金で作業しました。写真では解り辛いと思いますが、どちらの車のパネル損傷も酷いです。全面に亘りボコボコに凹み、インナーにも損傷が及んでいます。うちの板金担当は叩き出す事が生き甲斐です。作業自体は問題無いが、頭が痛いいったい幾らの板金料金が適正なのか?商売ですから利益は出したいけど、お客様に納得してもらう必要もあります。

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 板金料金の設定は、レートと作業時間、技術料そしてユーザー志向の4つの要素から考えます。レートは時間単価です。1時間の作業に対し幾ら請求するのか。金額は自由ですが、地域ごとに相場があります。相場の範囲内の設定が一般的です。

 レートが決まれば実際の作業時間を計測し、レート×作業時間で板金料金を算出するだけのようですが、実際は違います。何故かと言うと、作業時間は職人さんにより大きな個人差があるからです。上の青い車を例に考えますと、1日で終わらせる職人さんもいれば、2日掛ける職人さんもいます。未熟な方なら3日以上掛かるかもしれません。上手い方ほど仕事が速いです。単純に作業時間を乗算すると、下手な職人さんほど高額な料金請求ができる奇妙な事態になります。

 業界内に広く普及してる、指数テーブルという工賃マニュアルがあります。この中では矛盾を解消するため、標準作業者という概念を導入してます。板金作業経験3年程度の技術者の実作業時間を計測し平均値を取り、これを基準に料金体系が作られます。指数を採用するなら各工場現場の実測時間は参考で、標準作業者に換算して算出する必要が発生します。

 本来の職人の世界は、実際に仕上がった物だけで評価します。日当は貰えますが、これは仕上がる事が前提です。汗みどろで丸一日作業しても、仕上がらなければゼロ円です。厳しいんダヨン 

 見習いの給料は安いですが、頑張って修行し一人前になれば、普通の勤め人の倍以上を稼ぐ事も夢じゃない世界です。それを目指して努力します。 稀にですがアジャスターさんの中に、実作業の時間だけで板金料金を算出しようとする方がいます。これは明らかに間違ってる鉄やアルミのパネルを、自在に叩けるようになるまで何年掛かかるのか?正しく評価されないと交換屋ばかりが増えます。真っ当な道の上で努力してる人は認める。これが正しい社会です。

続く


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