車の再生に命をかけるボディワークス・アルファの板金日記 ≪毎週水曜日 20時に更新≫

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2010.12.29 Wed
 さて、今回の事故では、下記の流れで協定作業が進み決着となりました。

 入庫直後に事前見積書を作製しました。この段階ではフルードカップリング、プーリー、ウォータポンプ等まで、交換で見積に入れてあります。相当の見積総額になりました。

 損保側から入庫確認の連絡があり、損傷内容や見積総額を話しました。立会い無しの画像協定で行きましょうとの判断が出たので、追加画像を撮りながらの作業開始です。

 作業半ばで追加画像を損保担当者に送り、同時に精算見積の作成に入ります。

 損保担当者と電話で、フルードカップリング、プーリー、ウォータポンプの扱いについて話し合います。「現状は明確な損傷や異常が見受けられない状態だが、後日、異常が発生するリスクがある」等の説明をします。

 損保担当者より「異常が発生した段階で再協定を行なうので、今の段階での部品交換は控えてもらいたい」との提案が出ました。彼曰く、「今の車は故障が極端に少なくなった。後日、ウォータポンプ周辺から異常が発生したら、今回の事故との因果関係は疑わざるをえない。その段階で再協定しますし、経緯をレポートにも残します」との話しです。

 納得できる話しですから、常識的な範囲で再協定できる期間を設定しました。

 精算見積書では、ウォータポンプ等は点検項目に変更。点検料のみの請求です。作業内容は静止状態での目視点検及びガタツキの確認と作動状態での目視点検、走行テスト後の再確認というところです。

 修理時に発生するグレーゾーンの扱いに、これまでも苦慮してきました。その一番大きな理由は、後日の再協定は不可能ではないが難しい事です。半年後とかに問題が発生した場合、「単純な故障ではないか」と一蹴されてしまう可能性が高ければ、事前にリスクある部品を新品に換えとく方が安全です。 しかし我々としては、いたずらに修理費を上げたい訳ではありません。 問題ない部品を再使用するのは当然です。再協定への垣根を低くする事は、修理費全体を押し下げながら、エンドユーザーへ安心を提供する事を可能にすると思われます。

この話しを別損保のIK君に話しましたところ、「うちの会社だと、スムーズに再協定できる期間は1ヶ月くらいかな」との返答です。IK君に言いました。「1ヶ月じゃ短すぎて判断できないから、君の会社が相手の時は遠慮なく全て交換させてもらうね」

 もうすぐ、お正月です。忙しいけど素晴しい一年でした。ありがとうございました。感謝


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