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車の再生に命をかけるボディワークス・アルファの板金日記 ≪毎週水曜日 20時に更新≫

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2018.08.22 Wed
 休み中、ミッチェル・アジアンを見ていてビックリ。ヮ(゚д゚)ォ! 先ずは、下記画像をご覧ください。日米双方で市販されている某日本車の、フロントドア分解図です。は見慣れたドアパネルassyですが、はドアアウターパネルです。アメリカでは今でも、この形での部品供給があるみたいです。もう20年以上前になりますが、日本でも、部品供給された時代がありました。誰も発注せず、いつのまにか消えました。

 ドアアウターパネル

 取替工数を見てみると、7.00になっています。他の車種を見たら、8.00なんてのもあります。当時の自研センター参考数値は、たしか2.50以下手間が掛かるわりに安かったです。ミッチェルの掲載数値くらい貰えるなら、作業してみようという同業者も多いと思います。ミッチェル掲載の参考部品価格で計算してみると、ドアassy 交換時の80%の価格で作業できます。顧客目線から見ても、商品としての魅力はあると思います。

 この工法が日本に紹介された時、ミッチェルの工数を知っていた方も沢山いたと思います。でも誰も喋らなかった。上から目線で眺めていたのでしょう。自らの手で情報も集めない。文章も読まない。たとえ読んでも表面だけ。じっくりと考えもしない。誰かが教えてくれるのを待つだけの鈑金屋連中だから、たぶん2.50でも作業すると。

 当時から正しい情報が伝わっていれば、現状の歪んだ料金体系は根付かなかったと思います。他業種から見ても、やりがいのある魅力的な作業現場になっていたかもしれません。普通に作業して2時間掛かるものを、1時間で終わらなければ、努力が足りないと半人前扱いされる環境で、次世代が育つか疑問です。丁稚奉公の時代じゃありません。もっと公平公正な工数を採用しないと不味いと思います。

 今後も現行の指数を使用するなら、法定労働時間内で指数どおりに作業すれば、年収500万くらいは目指せる対応単価が必要です。ロボットのように無駄なく理想的に働いても、年収400万にも達しないのが現状の指数と指数対応単価による料金体系です。作業現場の実状に合った工数を採用し、レートは逆に下げる。その方が顧客の理解も得やすいし、作業現場の雰囲気も良くなると思います。現状は残業しなければ稼げないです。ブラックと言われる覚悟でもなければ、鈑金工場など経営できません。


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 自分の下の世代を見ていると、だいぶ業界も変わりました。彼らは作業現場以外の経営的な勉強もしているし、情報収集にも長けています。行動力がある方も多いです。リペゾウの若い頃より視野も広くなっているし、なにより多様性があります。紆余曲折はあっても、全体として良い方向に向かっていくと期待できます。

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