車の再生に命をかけるボディワークス・アルファの板金日記 ≪毎週水曜日 20時に更新≫

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2018.05.23 Wed
 自研センターが設立されてから40年以上に亘って、損保は指数の普及を営々と進めてきました。指数は正しいというイメージを浸透させました。ここまで普及が進んだ理由の一つは、アジャスター制度があったからです。アジャスターが文字通り修理工場とアジャストしてきたからこそ、工場側は不満があっても指数を受け入れてきました。しかし従来のアジャスター制度は、半ば崩壊しました。近い将来には指数に基づき、AIが損害査定する時代に入っていきます。

 指数が明らかに正しければ、流れに身を任せても良かったのです。しかし虚構の上に積み上げられた、砂上の楼閣と気づいてしまいました。根幹となる標準作業者に実態が無ければ、論理的には既に破綻しています。指数に基づく損害査定は、鈑金屋の親父の理屈抜きの請求と、根本的な部分で同じとしか思えません。ただ少し厄介なのは、正確な検証ができないことの裏返しで、指数が間違っているとも言えない、中途半端な状態になっていることです。

 今後どうするかですが、別の料金基準との比較検証が最適と考えます。ミッチェルデーターブック海外版の中に、アジアンという日本車を対象に含む3冊セット(15メーカー収録)があります。ミッチェルと自研指数では、同じ数値の記載でも、意味合いが異なります。全く同列に並べることはできませんが、指数を客観的に評価する目安にはなります。理事会の承認を得て、静車協の事業費で購入しました。同一車種・同一作業での比較を始めています。

 日本語版ミッチェルを見る感覚で眺めていますが、現場作業者として納得できる部分が多々あります。作業が楽と思う部位は、ミッチェルの数値も小さいです。逆に分が悪くて触りたくないと思う部位は、それなりの数値が記載されています。現場の感覚には、指数よりもマッチします。全て英語表記ですし、作業の前提条件も違います。解釈が間違えている可能性もあります。ですから今後は組織単位で、英語が堪能な方やミッチェルに詳しい方を交えての精査が必要となります。

ミッチェル (1) 

ミッチェル (2)  
ミッチェル (3) ミッチェル (4)
ミッチェル (5) ミッチェル (6)

 日車協連会員でアジアンを入手希望する方は、各県車協事務局を通じて、静車協事務局までご連絡ください。会員外からの問い合わせには対応できません。価格は手数料込みで、1冊3万円(税別・送料別)です。

次回、「主体性回復への一歩」に続く

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