車の再生に命をかけるボディワークス・アルファの板金日記 ≪毎週水曜日 20時に更新≫

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2016.10.26 Wed
 去る10月15日夜、沼津駅北口プラザヴェルデで、「見える化事業」静岡東部地区説明会が開催されました。日車協連の小倉会長さんが講師です。東部地区の組合員さんを中心に、30名が参加しました。

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 事業説明というよりは、事業化に至った経緯や、今後の日車協連の目指すべき方向性についての話が中心となりました。国交省との定期会合の様子など、興味深い話が多々ありました。話の要点だけを、纏めて報告します。進行役を務めながら拝聴しましたので、メモ等は取っていません。聞き間違い等があるかもしれませんが、ご了承ください。

1 業界内に幾つもの同業者団体がありますが、国交省認可を受けているのは日車協連だけです。業界内の各種問題に関して、国交省と協議できる唯一の団体です。業界の近代化をテーマとした定期会合は、現在も進行中です。

2 国交省の基本的な考え方は、国民絶対多数の幸福の追求です。特定の事業者だけが利益を享受できる事業に対しての、後押しをしません。車体認証制度の陳情が却下されたのも、この考え方の延長になります。
 仮に現時点で車体認証制度が施行された場合ですが、相当数の廃業工場が予想されます。国民生活に不自由をきたす恐れがあります。現状は法律の無い野放し状態ですが、日本のモータリゼーションの歴史の中で、車体整備不良が原因の重大事故は発生していません。諸外国ですと、走行中の車が折れる等の事故もある様子ですが、日本の職人は優秀です。職人気質が強く、諸外国ほどの手抜き修理をしません。優秀な鈑金業界に、新たな法律は必要ないというのが、国交省の見解です。

3 日車協連として見える化事業(車体整備士の再教育と必要機器の導入)を推進して自主認定を行った場合は、国交省として後押しをする意向という話です。つまり我々が自主的に高度化を目指すなら、国として後押しをして、お墨付きも与える方向に向かいます。

4 認定を受ける為には、車体整備士が在籍して定期的な再教育を受けている事と、高度化車体整備に対応した設備を保有している事が条件となります。

5 「見える化事業」で最も重要視されるのは、車体整備士の再教育による人材の育成です。設備に関しては、最後となります。必ずしも単独で持つ必要も無く、複数の事業体で共有するスキームを構築していけばよいのではという話です。

 「見える化事業」の構想は、スピード感のある展開さえできれば、実現性が高いです。説明会の後で食事をしながら歓談しましたが、感心したのは小倉会長の人柄です。彼の言葉です。

「車体整備士の再教育をしたいという思いが、自分の行動の原動力です。」「1人2人でやっている規模の会員さんも含めて、皆でやっていきたいです。誰も取り残したくないです。」

 俺についてこいという、パワープレーのみで引っ張るタイプのリーダーではありません。共感で周囲を動かしていく、ハーモニー期の特徴も備えています。年齢的にも若くて行動力があり、相互扶助の精神に基づく組合組織に、適したリーダー像の資質です。地方組織の現行役員として、この方の後ろに、沢山の方を付けるのが役目かと思います。待った甲斐がありました

 11月19日に静岡で、中部地区説明会が開催されます。その翌週の26日には浜松で、西部地区説明会が開催されます。非会員の方も含めて、できるだけ多くの方に参加してもらえればと思います。「見える化事業を把握する事は勿論ですが、業界のリーダーとして相応しい人物かどうか、ご自分の目で確かめてください。詳細は、静車協事務局にお問い合わせください。

http://sizsyakyo.jp/


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テーマ:修理 - ジャンル:車・バイク
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