車の再生に命をかけるボディワークス・アルファの板金日記 ≪毎週水曜日 20時に更新≫

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2016.09.14 Wed
 根っこはガチガチの職人ですが、鈑金工場経営者としての側面もあります。何も無いところから始めたので、最初に行ったのは、担保提供できる土地の確保です。これに10年掛かりました。想定外の事もありますが、だんだんと時機が近づいて来てるのを感じます。

 昨年度からは、新しい経営計画に沿った新展開を始めました。自社の資産をコントロールし、従来と異なるポイントに集中投資です。現状の設備と人員のみを利用して行う計画を実施して、昨対比130%を越えました。まだ伸びます。会社の外見は変わりませんが、中身は変わりました。経営者としても、かなりの自信が付きました。経営を実践と独学で学びましたので、捉え方は個性的ですが普遍的でもあると思っています。今週から暫くは、リペゾウから見た業界観について語ります。

 先ず最初のテーマは、「料金体系から考える自動車鈑金塗装業」です。

 ごく普通の生活者から見た場合ですが、鈑金塗装(BP)の料金は高いです。ちょっとバンパーを擦ったくらいで、なんで3万とかなるの?こんなふうに思う方は多いと思います。でも現場職人の立場からすると、これだけ手間暇を掛けて気も使って、それで3万だけ?なんですね。かなりギャップがあります。価格面から考えた時に、BPという商品は、大きな特徴が2つあります。BPは高額商品でありながら、同時に実用商品という側面を持っています。

 暫く前に名古屋に遊びに行った時ですが、初めて足ツボマッサージを体験しました。中国人のお姉さんが60分間、パンツをチラ見させながらマッサージしてくれます。これで幾ら取られるかと思えば、4千円もいきません。安いと思います。リペゾウが同じ時間だけ集中して仕事したら、パンツは見せんけど、1万は請求します。BP業の時間工賃は、他業種の3倍はあります。これだけ時間単価を請求できる商品は、数少ないと思います。高額商品である理由を列挙します。

1 本格的にBP業を行うには、高額の設備投資が必要です。
2 本格的にBP業を行うには、各種の工場資格が必要です。
3 BP業に従事する職人は、各種の国家資格が必要です。
4 BP業に従事するAランクの職人を育てるには、少なくとも5年以上の経験年数が必要です。

 1千万以上の設備投資をしているBP工場は珍しくないし、国家資格を5~6個持っている職人さんも珍しくありません。真正面からBP業に取り組もうとすると、相当の資金力と覚悟が必要になります。安くは売れません。

 まぁここまではリペゾウが説明しなくても、誰でも分かります。BP業を経営していくうえで問題になるのは、もう1つの側面です。実用商品であるという事です。

続く


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