車の再生に命をかけるボディワークス・アルファの板金日記 ≪毎週水曜日 20時に更新≫

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2016.06.22 Wed
 何週間にも亘り書くうちに、だいぶ考えが纏まってきました。組合としては、資格取得のサポートと、資格保有者の再教育プログラムを行う。これが一番大きな、事業の柱となります。でも、これだけでいいのかなぁ?

 健全な組合活動を行うには、会員事業所の経営が健全である事が前提です。利益も出ていない状態では、毎月の会費すら重荷です。経営環境が悪化してますから、何らかの営業サポートもしたいです。但し、ここで考慮しなければいけない事は、車体組合は業界の底上げ団体であり、協同で仕事を集める為の団体ではないという事です。

 団体で料金交渉したり或は集客活動したりは、余裕があれば手を付けますが、組合の本来業務からは外れます。そういう事だけを期待する方や、自分の金儲けだけを考えてる方にとっては、役にたたない団体に見えると思います。

 鈑金塗装業に長年従事してきて、本当に大変な仕事だと思っています。他の業務も行うようになり、殊更に思いますが、鈑金塗装業で稼ぐのが一番難しいです。そして難しいわりには、社会的評価が低いです。職人さんの収入も、けして高いとは言えません。仕事内容に見合う社会的評価が得られるよう、少しでも改善したいという思いが、組合活動の原点です。他の会員さん達の底辺にも、似た様な思いがあります。

 自社に仕事を集めて収益を出すのは、各事業所独自に行ってもらいます。組合としては、側面からのサポートです。それでは現実的なメリットは無いのかというと、そうでもありません。組合のメリットは何かと言えば、それは人間関係です。様々な考えの同業者が集まっています。経験、事業内容、事業規模、どれもが違います。こういう方々と交わる中で刺激を受け、新たな発想が生まれ、考え方や商売の仕方が変わっていきます。一言にすれば、成長のチャンスがあります。

 他の会と異なる点は、入会の垣根が低いです。自分が入会した時の状況ですと、無資格で、動力も引いてない工場でした。100Vの家庭用電源で動くコンプレッサーと酸素・アセチレン。それにポートパーとドーザーにスプレーガン3丁。手持ち工具。道具はそれくらいかな。水道を引けなくて、雨水を溜めて水研ぎしてましたそれでも加入できたし、他の同業会員さんとも交流できました。

 時が流れて、指数対応単価の個別交渉が始まると同時に、多くの方々が組合を辞めていきました。去る時に多かった言葉が、「組合にはメリットが無い。」「組合はレベルが低い。」の2つです。そういう方々が大成したかというと、そうでもありません。メリットを見つけられないのは個人の問題です。レベルがどうのとか言う人は、いったい自分は何様のつもりでしょうか。価値観は人それぞれで、一概に決めつける事などできません。どの会員さんも、置かれた状況の中で、頑張って商売しています。自社の顧客を満足させればよいわけで、他社から何か言われる筋合いはありません。「俺も凄いけど、あんたも凄いな。」と、こんなふうに思えないのでしょうか。 

 だんだんと話が逸れてきました。 

 現在のようにインターネットが発達して情報が溢れると、家の中に籠っていても、世の中全てを知ったつもりになりがちです。でも、はっきり言えば、ネットで得られる情報など、大した事ないです。リペゾウだって、拡散してかまわない話しか書きませんからね。価値があるのは、言葉の裏の本音の話です。だから多くの方に直接会って、顔を突き合わせて話し合う事が大切になります。組合には、その機会があります。同業者間の人間関係が、一気に広がります。それを活かせるかどうかは、個々の問題です。

続く


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