車の再生に命をかけるボディワークス・アルファの板金日記 ≪毎週水曜日 20時に更新≫

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2015.09.16 Wed
 先週は、講習会で体験した【炙りだし】技法を、仕事を終えてから皆で反復練習していました。頭にイメージが残っているうちに行わないと、ただ見ただけ、知ってるだけとなります。理屈自体は単純です。鋼板に熱を加えれば伸びが発生し、冷やせば縮むという、ごくあたりまえの現象を利用します。適正な温度の熱を、必要とする部位だけに掛ければ、ハンマーやドリーを使わなくても、かなりの形状復元が可能です。しかも鋼板の素性を変化させませんので、強度や耐久性の減少も発生しません。パネルの裏焼きもありませんから、錆の発生は最小限で抑えられます。

 講習時に杉山先生から、「質問は無いですか?」と何度も言われましたが、実際に作業してからでないと、質問も出てきません。炎の調整やガス圧、火口の番手、温度管理の目安、急冷時のタイミング等、疑問も多いです。皆で試行錯誤しながら試してみました。既に実作業にも取り入れ、使いだしております。技法のベースは、リペゾウの親父の時代の古典的手法ですが、当時、あそこまで考えている職人はいませんでした。時代の中に埋もれていましたが、高張力鋼の普及に伴い、今後は再普及していくと思われます。応用の幅も広く、有意義な技法です。

 反復練習(1) 復習 (2)  

 復習 (3) 

 復習 (4) 

 MASAやんの作業ですが、エクボ程度の単純な凹みなら、綺麗に復元します。サフ処理で対応できて、パテは必要ありません。塗膜のパールベースの変色から見て、200℃以上の温度が掛かったと思われます。もっと温度を下げても、形状復元できそうです。条件を変えながら試してみます



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