車の再生に命をかけるボディワークス・アルファの板金日記 ≪毎週水曜日 20時に更新≫

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2015.06.03 Wed
 多面引き修正で頭を悩ませるのが、固定とクランプワークです。この作業だけで3~4時間掛かるのも、珍しくありません。引き点10カ所前後付ける場合が大半ですが、多い時は30カ所以上に付けます。最近は、ここまでの骨格修正は珍しくなりましたが、たまにあります。殆どの場合は、全損絡みです。保険金の範囲内で、なんとか修理してくれとのパターンです。部品を買えませんから、よほどの事がないかぎりは、骨格は全て修正します。短時間で形状復元させるという点においては、床式修正機は優れものです。

 バネットトラック作業前後 (1) バネットトラック作業前後 (2) 作業前 

 バネットトラック作業前後 (3) バネットトラック作業前後 (4) 作業後

バネットトラック 面引き (1)
 

バネットトラック 面引き (2) 
 
 1つ1つのクランプに、意味があります。単純な引きの為のクランプもあれば、捩じりながら引くクランプや、固定の為のクランプもあります。この車で難しかったのは、固定です。通常の4点固定は使えません。補助固定具やタワーを使用して、引き作業で発生するモーメントを打ち消す方向に、車両全体で7カ所の固定をしています。

 バネット固定 (3) バネット固定 (1)

 バネット固定 (2) 

 工場の床面を30センチ以上掘り下げて、縦横に鉄筋を張り巡らし、外周レールと溶接してから、強化コンクリートを流し込んで水平を取っています。床面全体を、ベンチ式修正機の作業面と捉えてください。この床面を作るだけで、数百万掛けました。東海大地震が来ても、ここだけは残ると思います



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