車の再生に命をかけるボディワークス・アルファの板金日記 ≪毎週水曜日 20時に更新≫

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2015.04.29 Wed
 先々週にお伝えした、エネルギー庁の省エネルギー設備導入補助金です。4月22日に終了しました。総額800億の枠が、公示から1ヵ月ちょっとで満杯です。想定の範囲を越えました。かなり早くから動きましたが、導入予定機器の性能証明書が出てこないやっと発行されたのが22日。証明書番号が分かったのが23日。証明書発行番号を打ち込んで、申請書類を作り上げて郵送しようとした時点で、打ち切りの情報が入りちょっと悔しかったです

 それにしても、機工協って団体に対しては、不信感でいっぱいです。自動車整備関連機器の性能証明書は、この団体からしか発行されません。動きが鈍過ぎて、補助金の大半は、他の業種に獲られてしまった感じです。自動車鈑金塗装業界の足を引っ張っるとは、彼らは何を考えているのでしょうかとにかく結果を見てから、自省してもらいたいです。

 まぁそんなわけで、今年度の補助金は諦めるしかない状態となりましたが、予定通りに計画は続行します。お金は全く無いですが、誰かが用意してくれる筈。自信の根拠は何かと言ったら、凄くワクワクするからです。この1ヵ月間、せっせと事業計画書を作っていました。自分で言うのも何ですが、ユニークで、他人がやらないスタイルを目指します。実現できるかどうかは未知数ですが、最初の1歩を踏み出さないと分からないし、予定通りに進んだら、自社だけでなく、回りも喜ぶ筈です。

 リペゾウは、基本的には計画しないタイプです。何十年前には、様々なセミナーに通って、せっせと経営計画書を作ったりもしましたが、自分に合わない事を痛感しました。先に計画を作って、それに合わせて動こうとすると、全く楽しくなかったです。人生は楽しい事が大切で、会社を大きくしたり、お金持ちになったり、社会的地位を究めたりは、おまけみたいなもの。楽しいから、死ぬ直前まで働くつもりだし、今回もワクワクするから続行します

 自作の事業計画書の、表題を列挙します。1 企業概要、2 市場動向と顧客ニーズの分析、3 自社や自社の提供する商品・サービスの強みの分析、4 経営方針・目標と今の現況分析・問題点の分析、5 今後5年間の業績目標、6 具体的な事業プランといったところです。これに添付資料として、旧工場の改築概要図、新設工場の概要図、追加導入設備の補足説明等です。かなりのボリュームになりました。連休中に全て見直して、休み明けから銀行等と折衝です。



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自作の事業計画書の一部分を、掲載します。業界外の素人さん相手に、簡潔に、現況を説明する為に作りました。


2. 市場動向と顧客ニーズの分析

 1990年前後の日米貿易摩擦を発端にした車検期間の延長等に因り、一般整備需要が減少する状況下で、メーカー系列デーラーを中心に、内製化が進行。それまで外注していた鈑金塗装を、自社工場で処理するようになりました。下請けに回される仕事は、技術的に困難な仕事、納期が極端に短い仕事、単価が極端に安い仕事等、採算ベースに乗せるのが難しい仕事が中心です。

また車体整備総需要自体も、様々な要因で下がり続けています。1990年当時に1兆3千億円以上あったものが、現在は1兆円前後に縮小しています。新車に自動ブレーキ等の安全装置が標準装備され始めた現況を考えれば、今後も総需要の減少は進みます。仮に現状のペースで下がり続けるとすれば、10年後には8千億円前後の市場になると予想されます。

仕事量の減少に反比例する形で、入庫車両の修復技術の高度化が進んでいます。軽量化と安全性を、同時に追求した車両ボデー構造や素材の変化。最適な走行性能を発揮する為に内蔵された、数十個単位のCPU。通信モジュールを内蔵した、動くパソコンの如き車も、既に販売され始めています。従来の町工場の設備では、対応の限界となっているのが実状です。

 市場動向全体としては厳しい状況下ですが、私どものような町工場には、新しい風も吹き込んでいます。元々、生活者にとって鈑金塗装専門工場は、自動車事故に遭遇しない限りは無縁の存在です。工場内部で、どのような作業が行われているのか、知りようがありません。ですから自動車事故に遭遇すると、車両を購入したデーラー等の販売店に持ち込むというのが一般的でした。

しかし現在は、インターネットの普及に因って、情報取得が容易となり、生活者自らが、自身の要望に沿える修理工場を探す傾向が強まっています。一昨年の自動車保険の料率改訂に伴って、その傾向に一層の拍車がかかりました。

 自社ホームページから誘導された、4月の新規来店客は8名。そのうちの6名の方から、お車の修理を請け負いました。ごく普通の方々が、ネットで検索する時代です。ホームページ経由で来店した方々も、ごく普通の方々です。過剰な値引きや修理品質を要求される事も無く、支払いは納車時の現金引換えか保険対応で、スムーズに処理できています。

従来なら無条件にデーラーに流れていた良質な顧客層が、適切な情報発信をしている町工場に流れ始めた実感があります。今年度はネット経由だけで、年間80名前後の新規来店客を想定しており、今後も更なる増加を予想しています。


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