車の再生に命をかけるボディワークス・アルファの板金日記 ≪毎週水曜日 20時に更新≫

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2014.12.10 Wed
 10月末にお預かりしたNさんのお車。2つの事故が重なった、珍しい事例です。どう処理するかで悩みました。1つ目の事故は単純ですが、2つ目の事故は複雑です。方向性が決まらなければ作業に掛かれず、解決まで1カ月近くの時間を要しました。先ずは下記写真をご覧ください。

 フィットミッション (3) フィットミッション (1)  

 エンジン下部に棒状の物が当り、オイルパンが割れました。亀裂部から少しづつ、エンジンオイルが垂れています。これだけならエンジンオイルパンを取替えて終了ですが、そうは問屋が卸しません。エンジンの横にはミッションがあります。ミッションケースのボルトの先端にも、僅かながら打痕が残っています。エンジンオイルパンの傷の延長線で、同時に付いた傷であるのは間違いありません。しかも、しかもです

フィットミッション (2) 

 ボルトの付け根から、ひび上の線が出ています。ミッションケースが割れているように見えますが、疑問も感じます。

疑問1 原因となった事故状況を推測すれば、それほど大きな力は掛かっていないと思われます。エンジンオイルパンはアルミの鋳造品で、大きな平面です。車が右に傾いている状態で、低速で当たったと推測されますから、割れるのは当然と思えます。しかし車体左側のミッションケースには、それほど大きな力は掛からなかったはずです。

疑問2 アルミの鋳造品は、製造過程で流し込む、素材の微妙な温度差で、筋が入る場合があります。そう思って見れば、バリの様にも見えます。一体これは、どちらでしょうか?

 立ち会いに来たアジャスターさんも同意見で、二人で首を捻りますケース表面を少しだけ削ろうという事になり、部分的に軽く削ってみましたが、変化ありません。もう少し削れば消えるかもしれませんが、本来は、削っていい物じゃありません。途中で作業中止です。

続く

 
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