車の再生に命をかけるボディワークス・アルファの板金日記 ≪毎週水曜日 20時に更新≫

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2013.02.06 Wed
 これを読み、こいつは自分の未熟さを、正当化しようとしてると思う方も居るでしょう。完璧な仕事をすれば、このような問題は発生しない筈だと。確かに技術的に未熟な部分もありますし、設備もお粗末です。自らの課題に対しての精進は続けていくつもりですが、ここで問題提起したいのは、そもそも完璧な仕事をする必要があるのか?それに見合う料金を頂けているのかという事です。

 事故車の修復は、車の様々な部位に触れます。ですから鈑金職人は車全般に渡る広範な知識と技術、作業に伴う各種資格が必要とされます。一通りの作業を覚えるには、最低5年の精進が必要でしょう。一人前の職人になっても、新素材や新構造の車に合わせての継続的勉強が必要です。楽な業務でないのに平均収入は低く、長時間労働で不足分を補うしかありません。

 鈑金工場の経営者も同様です。パチンコ屋を建てれるくらいの投資をして、リスクに見合う収益を得ているのか。個別では儲けている方も居るでしょうが、それだって高が知れています。業界全般で見て、投資額に見合う収益を確保してるとは言い難いです。

 本来は貰えるべき料金が貰えないのは、損保に押さえられてる為という主張があります。確かに指数の整合性への疑問もありますが、的を外してる感じです。というのも殆どの鈑金屋さんが、保険対応の方が率が良いと思っています。余分に貰っているところに、文句を言うのは変です。損保でなく、生活者(エンドユーザー)から貰えていないのが真相と思えます。

 年末年始の特番で、大間のマグロ漁師が取上げられました。あれを見ると、大変な職業だと感じます。苦労して獲ったマグロが、築地で何千万もの値が付くのも当然と思います。でも鈑金職人も大変ですよ。質は違うが、マグロ漁師と遜色ないです。事故車の修復には、単純な部品取替え作業が殆どありません。作業には必ず、調整や加工が付随します。職人のセンスや経験に、作業精度が大きく左右されます。

 素人が簡単に真似できない難しさがある事を、業界として、生活者に正しくアピールしてきたのか?逆に安く早く上手く保証もバッチリと、生活者が錯覚するようなアピールばかりが先行して、自分で自分の首を絞めてきた感じがします。

続く


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