車の再生に命をかけるボディワークス・アルファの板金日記 ≪毎週水曜日 20時に更新≫

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2012.10.17 Wed
 プロならロッカーパネルと呼ぶ方が馴染み深い、車の最下部のステップ部分。縁石等で凹ませる頻度も高く、作業依頼も多いです。この業界に入ったばかりの頃ですと、パネルの端から端まで凹んだ状態でも、けっこう安易に鈑金してました。それなりの手間は掛かりますが、修正が技術的に無理と感じる事は無かったです。でも最近は、もう無理と感じる時もあります。

 GOA等の新骨格ボデーが出始めた時から、ステップ鈑金が難しくなりました。それまではフェンダー等の外坂パネルと、基本的な構造差は無かったです。それが生存空間を残す為に、強化される様に変化しました。厚みのある高張力鋼を使用し、内部には分厚いリーホースメントが入りました。入力でリーホースメントまで変形すれば、内部修正から作業します。邪魔になる外坂パネルは切開しますから、基本的にはアウターパネルは交換です。

 箱の中の箱 1 箱の中の箱 2 

 それでも上の写真の車くらいまでは、まだ、修理可能な範囲が広かったです。この頃までは、側方からの衝撃に耐える事を重点にした骨格設計と見受けられます。ここ最近、新しく市販される車の骨格構造を見ますと、側方入力同様に、前後入力を分散させる役割にも力点が置かれている様子です。更に鋼板の厚みが増し、切れ目無い状態でトルクボックスに繋がっています。これが従来と同じように鈑金できるのかと、疑問を感じていました。

 カーゴステップ 凹み  ステップ 凹み 2

 上の写真の車の凹みですが、外坂板金修正指数で、Cランクで2~3d㎡、1.4~1.7の間で料金計上する工場が多いと思います。つい最近ですが、ホンダのNボックスのステップ鈑金を行ないました。写真を撮り忘れたのが残念ですが、上の写真くらいの凹みです。凹みの最深部に沿って引き板をミグ溶接。側方にタワーをセットし、クランプで銜えて引き作業。凹みが出る前に、車が傾いてきました。つまり固定しないと、引き出せない事になります。従来車のFrサイドメンバーのエクステンション部、そのくらいの強度があります。こうなると外坂板金作業ではなく、フレーム修正作業です。外坂板金修正指数を使用しての料金設定の範囲ですと、パテ成形するしかないっす

 Nボックス  いい車だから、もう少し直し易くしてください。

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テーマ:修理 - ジャンル:車・バイク
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