車の再生に命をかけるボディワークス・アルファの板金日記 ≪毎週水曜日 20時に更新≫

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2012.09.12 Wed
 お付き合いのある業者さんが持ち込んだ車です。左リヤドアの中央部に、上から下まで擦り傷。凹みは僅かですが、他の工場さんで、3~4万の見積が出ているとの話。まだ新しい車ですし、お客様も神経質な方みたいです。聞いた瞬間に「うちでは無理ッス」と、お答えしました。で、 見積を取り直して作業する事になりました。

 ラクティス ラクティス 3  
 
 ラクティス 2  サフコート後に水研ぎした時点の状態で、上塗り塗装範囲は

 

 ラクティス 5  ラクティス 4  

 何故こんな広範囲の塗装をするのかと申しますと メタリック塗装の場合はアルミ粒子の立ち方で、色が変化します。室温や風量、塗料の粘度、ガン設定、吹きつけ時時の運行速度等が変化すれば、同じ塗料でも違う色になります。濃色なら、サフコート端部からパネル端部まで30cmあれば、ボカシ塗装する事は可能です。しかし、シルバーM等の薄色では困難です。広範囲でボカシ塗装していけば、何処を修理したか判らない仕上りレベルに持ち込む事は容易です。

 お客様からの要望で、小面積のボカシ塗装にトライした経験は、幾度もあります。パネル交換したドアを、ブロック塗装で絶対にバレナイ様に塗装しろと言われた事もあります。必死に頑張って、全ての仕事を、お客様の満足するレベルに持ち込みました。でもこれは昔の話最近の車の色は、同じシルバーMでも、再現が難しくなりました。小範囲でのボカシ塗装は、仕上りレベルを落とします。それでかまわないと言われたら作業しますが、お勧めしません。この作業量ですから、3~4万の予算では無理になります。



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