車の再生に命をかけるボディワークス・アルファの板金日記 ≪毎週水曜日 20時に更新≫

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2012.05.16 Wed
 水性塗料(RMオニキス)の本格使用に踏みきってからの半年間、ひたすら悩み続けてる感じです。使い込めば使い込むほど、メーカーマニュアルが馴染まないそこそこの仕事は効率良くできますが、そこから上のレベルを目指すと…どうしても従来の溶剤型2Kと比べます。同程度の作業性で同程度の仕上りレベルを目指しますが、これが実に難しいのが実情です。

 メーカーマニュアルは基準として頭の中に入れ、希釈率からガン設定まで、様々な事を試しています。ここにきてやっと塗料特性が掴め始め、体に馴染みだした感じです。溶剤型2Kを使用してきた経験が、時と場合によっては、逆に邪魔になります。頭の中を白紙にして、新人に戻ったつもりで取り組む事が必要です。柔軟性の無い方にとっては、かなりキツイ塗料です。

 作業性に関しては、慣れてきても、20%くらい下がると思っている方が無難です。そのくらいは、請求金額をアップできます。業界全体の処理台数が減少傾向にある状況では、実情に合うと判断します。塗料代に関しては、廃棄量を減らす工夫をする事で、大幅なアップは避けられます。1回毎の使用量に関しては、従来以上に気を使います。

 調色性に関しては、慣れてくると問題ないです。幾つか注意点があります。先ずは、原色一滴の効きが、3倍以上あります。微調色では神経を使います。次に、アルミが防錆コーティングされている為、その分だけ同じ番手でも粗くなります。調色時、意図的に番手を10~20%くらい下げる方が無難です。ただこれは色にも因りますので、経験則で覚える必要があります。吹きつけ時の膜厚や乾燥時間による変化にも、気を使います。注意深く様子を見ながらの対応が必要です。

 塗装の基本は薄塗りです。イメージよりも、膜圧が付きます。ボカシ塗りでは、最初から丁寧に作業する事が大切です。この半年で、塗装職人としては、随分とレベルアップした自覚があります。まぁそれだけ考えさせられたという事でしょうか 今日はダラダラと思いつくまま書きましたが、世界の補修塗料の大勢は、水性に向かってます。流れは止められませんので、やがては全ての職人さんが水性塗料を使用する時代が来ます。個人的には、あと5年、完全施行までは8年くらいの猶予があると思っています。余裕があるうちに取り組み、研究しとく方が無難です。
 


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