車の再生に命をかけるボディワークス・アルファの板金日記 ≪毎週水曜日 20時に更新≫

未分類ご挨拶作業実例業界近況プライベート作業実例 塗装工場経営思考
2014.09.24 Wed
 静車協の仲間と、今年は西伊豆の〈やまびこ荘〉で合宿です。往き返りは皆さんと別行動で、伊豆の海岸線をドライブ松崎でおち合いました。

 やまびこ荘 スピンオフ2014 (3) やまびこ荘 スピンオフ2014 (2) 行楽日和です

 昼食を取って、本日の宿舎に向かいます。碌に建物も無い山の中を15分程走行すると、忽然と集落が現れます。大沢里です。廃校になった大沢里小学校を改築し、西伊豆町で運営している青少年宿泊施設が〈やまびこ荘〉。明治40年に建てられた校舎に、耐震補強を行って改築した施設です。昭和44年製のプールもあります。当時の雰囲気が、濃厚に残っています。高度成長期の日本の勢いを、実感させます。

 やまびこ荘 スピンオフ2014 (5) やまびこ荘 スピンオフ2014 (1)  なんと温泉プール

 やまびこ荘 スピンオフ2014 (4) 先ずは皆で集合写真 それから館内に。懐かしい雰囲気がムンムン。

 やまびこ荘 スピンオフ2014 (8) やまびこ荘 スピンオフ2014 (9) 

 校則を守ります。お勉強して飲んで、最後は温泉に浸かって骨休めです。

 やまびこ荘 スピンオフ2014 (10) やまびこ荘 スピンオフ2014 (11)  

 
FC2ブログランキング参加中ポッチィしてください。よろしくお願いします

   
スポンサーサイト
2014.09.17 Wed
 メタリック・2Cパールなら調色精度80%でも、ボカシ範囲を広げての対応が可能です。ソリッドは95%まで持ちこんでも、一抹の不安が残ります。白や濃色ならまだしも、淡いパステルカラーでは、微差が目立ちます。色違いを理由とした、クレームが付く可能性が高いです。現行の料金体系でのクレーム処理は、間違いなく赤字最初からボカシ前提で作業する方が安全です。隣接面積の広いフェンダとドア間、目線が止まりやすいピラー部をボカシ塗装しました。

 12_201408301908449d8.jpg  レンズを通すだけでも、色あいが変わります

 ソリッドの料金は、元々が安いです。安い分だけ手間が掛からないなら納得しますが、ボカシ塗装前提のメタリック・2Cパールの方が、実際の作業は楽です。軽トラのような商用車ばかりではなく、比較的高額な乗用車にもソリッドカラーが設定され、仕上り精度に関しての要求も高くなっています。ソリッドでボカシ塗装するのは、技術が未熟と言われそうですが、標準的作業工程の方を見直す時期ではと思います。

 ちなみに、この車両の塗装料金ですが、フェンダの単体塗装料金にプラスして、周辺部のボカシ塗装料として加算基礎数値分を請求させてもらいました。加算基礎数値の内訳は、大別して2つに分かれます。ボカシ塗装に関連する作業と、コート数の増加に関連する作業です。作業車が2Cソリッドですから、共に該当すると判断しました。勿論、作業理由を記載したレポートを添えた上での請求です。


FC2ブログランキング参加中ポッチィしてください。よろしくお願いします

   

2014.09.10 Wed
 ソリッドカラーについて書き始めたら、ちょうどフェンダ単体交換の仕事が入りました。データ調色で作った色で、新品パネルを試し塗りして、車に取り付けてみました。

 ミライース色差 (4) ミライース色差 (5)  

 データのままの配合で、一切変更していません。データ調色では、このくらいの色差はよくある事ですが、実物は写真ほどの差は無いです。範囲を広げてのボカシ塗装なら、このままでも対応可能かも?というレベル。ここから手調色で調整します。この色の場合は、赤と黄色と白と黒、4色だけの組み合せで単純です。赤みが明らかに足りないので、そこから手を付けます。下記写真中央が、20分ほど掛けて作成した色です。両サイドは、元パネルの色です。

ミライース色差 (1)

 ここから先どうするかと迷いましたが、フェンダ単体塗装で、確実にノークレームで通せる自信が無いです。微妙に色ブレします。フードはともかく、隣接面積が広いドアは、僅かな色差が目立ちます。クレームがついてから塗り直すくらいなら、先に一緒に塗装する方が楽です。周辺部もボカシ塗装する事を選択しました。

 ミライース色差 (3) 同じ色でも、乾燥時間が変わるだけで変化します。

続く


FC2ブログランキング参加中ポッチィしてください。よろしくお願いします

   

2014.09.03 Wed
 40年近く前、リペゾウが業界に入った頃のボデー色は、今と比べれば少なかったです。比率的にはソリッドが多く、メタリックも、シルバーが中心の単純な色合いばかり。勘に頼った手調色で、配合表すら持っていませんでした。そんな状態でも、なんとかなるさと思えた(勘違いかも)良き時代でした。

 劇的に変わったのは、原色にパールベースが現れた頃からです。色に方向性があって変化が激しく、配合表と電子秤が必需品となりました。もう勘に頼った手調色では、色の再現が困難です。データ調色を取り入れなければ、採算ベースに乗りません。それから数十年、メタリックと2Cパールの時代が続きましたが、最近になって、微妙な変化が見うけられます。個性が重視され、ボデー色も多様化する中で、ソリッドの新色を見る機会が増えてきました。

 ソリッドカラー (1) ソリッドカラー (2)

 昔のソリッドと比べると、淡いパステル調の微妙な色合いが多いです。ソリッドはブロック塗装で、メタリックはボカシ塗装。これは昔からの、塗装の基本です。しかし最近のソリッドはブロック塗装が難しく、メタリック同様にボカシ塗装前提で作業する方が、作業効率から考えてもベストな気がします。難しい理由の一つですが、下記写真をご覧ください。

 DSCF2669.jpg  微妙に色合いが違うのが、分かるでしょうか?

 左右どちらの色見本も、同じ色を同時に吹き付けています。違いは乾燥時間だけ。左は常温乾燥で、右は加熱乾燥です。俗に言う、色昇りです。調色した塗料内には、様々な原色が入り混じっています。原色毎に比重が違います。顕微鏡レベルで見れば、パネルに吹き付けられた原色は、指触乾燥するまでの間、塗膜内を自由に動き回ります。重い原色は沈殿し、軽い原色は上に登ります。

 塗装時の気温や湿度、塗り重ねの回数(膜厚)で、同じ色が微妙に変化します。色味の少ない白や、逆に多い濃色では目立ち難いが、最近流行りのパステルカラーですと、この微差が際立ちます。全面にカラーコートする場合には、かなり大きな問題です。

続く


FC2ブログランキング参加中ポッチィしてください。よろしくお願いします

   
Template by まるぼろらいと