車の再生に命をかけるボディワークス・アルファの板金日記 ≪毎週水曜日 20時に更新≫

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2014.01.29 Wed
 事故時の入力方向と衝突速度が判明していれば、損傷範囲の確定が容易です。経験則で小型乗用セダンの場合ですと、0時からの入力なら15㎞でサポート後方辺り、30㎞でストラット後方辺り、40㎞でフロントピラー辺りまでは損傷波及してると捉えます。大変に有意義な情報ですが、衝突速度を明確に記憶している運転手さん自体が稀です。ですから代わりに、損傷部の痕跡から、衝突速度を推測します。経験則を基にした推測ですので、あくまで参考値として考えてください。

 マークX マークX (1) 

 車両左前に、0時からの入力。衝突物は電信柱。衝突速度は何㎞?

 マークX (2) 事故前の正常な先端部から、潰れ後端部までの距離を計測。

 マークX (3) マークX (4) 約25㎝ 

 10㎞で10㎝入り込むと考えて、推定衝突速度は25㎞くらい。運転手さんの証言とも一致です。ストラット手前くらいで波及は止まったと推測。修理は未定ですが、それほど外れてない筈です。


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2014.01.22 Wed
 地元の方からの依頼で、バックドアの修理です。「交換しないと無理かなぁ?」と言われましたが、実車を見たら、大した事はありません。鈑金で修理です。仕上りの差もなく、耐久性も保障できます。楽勝ッス

  azワゴン バックドア (1) azワゴン バックドア (2) 

 azワゴン バックドア (3) azワゴン バックドア (4)

 azワゴン バックドア   azワゴン バックドア (5)

 このお客さん、納車後暫くしてから、荷物を抱えての再訪です。事務所に上がっていただき、御用を伺ったところ、調査に協力してくれとの依頼。何の調査かと思ったら、ルーツ探しとの話。リペゾウと同姓が、地元自治会内に約60世帯。350年前まで家系を遡ると、3派に分かれるそうですが、この方と私は遠縁との話叔父さんが一人増えました。

 450年前に、甲斐の武田家が駿河進出。その際に同行した家臣の古文章に、この地で、右衛門なる者と関わったと記載されているそうです。この方が我々の御先祖様と思われますが、空白の100年間があります。火災等で紛失した家系図等の古文章を探し求めてるとの話です。静岡県東部の平凡な一地区にも、歴史があって物語があってで、楽しい時間を過ごしました。リペゾウは分家の、そのまた分家。家系図も自作するしかないです



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2014.01.15 Wed
 昨年の思考の続きです。自分の場合は、書きながら考えを纏めます。書き進むうちに気づきが発生し、漠然としたモヤモヤが形になる、そんな感じ。このシリーズは、気が乗った時だけ、不定期に書き続けていきますので、宜しくお願いします。

 では3の保険制度への認識です。保険適用での事故車修理時、立場の異なる者が関わります。大別して、車両ユーザー、修理業者(鈑金塗装業者)、損保会社の3者です。修理料金に関してだけでも、それぞれの思いは微妙にずれ、必ずしも一致しません。思いには個人差があり、状況に因っても変化します。ですから、代表的と思えるモデルケースで考えます。

車両ユーザー → 自己が満足できるレベルの現状復元を望む。自己負担ゼロか,最低限が当然と考える。

修理業者   → ユーザーの満足するレベルの現状復元を追及し、それに見合う修理料金は請求したい。

損保会社   → 客観的に適正な修理料金を、迅速に支払いたい。

 一般的な車両ユーザーが気にするのは仕上り具合であって、それに掛かる費用への関心は低いです。自分の懐からの出費とは違いますから、当然の対応です。年間数百件の保険修理を何十年もしてきましたが、一度も、「保険会社も大変だから、安くしてね。」と言われた事はありません。逆に、「値段は気にしないで、とにかく良い仕事をしてください。」「幾らでも請求していいから。」とかは、よく言われます。

 客商売では、こういうお客様は、凄く大切な存在です。だから「ありがとうございます。」と大きな声で返答しますが、この部分に関してはプロ・アマを問わず、勘違いしている方が多いように見受けられます。過去に参加した見積勉強会でも、講師から「保険修理時は、レートを幾らに引き上げるんですか?」と質問され、「同じに決まっている。同じだからこそ、堂々と請求できるし、理由無く引く必要もなくなる。」と返答した記憶があります。保険修理でも自腹修理でも、同一作業なら同一料金が当然です。

 リペゾウら修理業者(鈑金塗装業者)が先ず考える事は、如何にユーザー(顧客)を満足させるかです。高レベルの修復を望むなら、可能な限りの追求をします。ただ商売としてサービス業に従事してますから、それに見合う対価を請求します。貰える見込みがなければ、作業をしたくてもできません。余分に貰いたいわけではなく、やった分は欲しいと、単純にそれだけの話。問題なのは、このやった分だけの請求が、損保の考える〈客観的に適正な修理料金と、必ずしも一致しない事です。

 では損保の考える〈客観的に適正な修理料金〉とは、どういう料金を指すのかを考えます。適正というからには、何らかの基準(目安)が必要です。基準と比べて初めて、適正かどうかの判断が可能となります。現在の日本の鈑金塗装業界の国産車修理の分野で、基準となる代表的数値は自研指数です。他にも様々な数値がありますが、総合的な完成度や普及度から見ても、自研指数が断トツです。指数のルールに則って算出された修理料金、これが損保の考える適正料金ですこれに対して、リペゾウらが請求する料金は、個々の主観に基づく、個々にとっての適切な料金と表現できます。最初から双方にはギャップがあって、価格差が発生するのも当然と言えます。

 昨年の仲間との会話で、「医療関係での保険仕事って、最低の仕事だよね。」と言われた時に閃いた事は、そもそも保険で支払われる金額で、最高ランクの仕事をする必要があったのだろうか?です。長いことずーっと、業界の慣習として、保険修理をアッパーと捉えてきました。でも医療では最低料金しか支払わないのに、車両では最高料金を支払うの?年収300万円台の作業者が前提の、指数で算出される修理料金がアッパーなの?湧き上がる疑問の中で、自分なりに辿り着いたのが、次の結論です。

 一般的な保険制度は、ベースの部分を保証する事を前提にして成り立っている。だから保険治療では、金歯です。セラミック前提なら、大幅な保険料アップが必要です。事故車修理の場合も、美術品や工芸品並みの仕上り前提なら、大幅な保険料アップは免れません。修理価格の基準となる指数では、一定条件下での作業時間が基本。対応単価でも、付加価値は殆ど考慮されません。原価計算から、売価が決定します。故に、全国何処の工場で修理しても、同一の損傷範囲なら、価格差は僅少です。ベースの、最低限の支払いなら、価格差が無い方が理屈に合います。

 自由経済の中で、同業者間で競争をしています。ですから同じ金額なら、サービスが良くて仕上りレベルが高い工場に、仕事は集中するでしょう。お互いに切磋琢磨していく事には大賛成ですが、競争に歯止めが掛からず、行き過ぎてしまった感があります。医療業界と比べると、その差は歴然です。経営者としての意識レベルに、根本的な差があったのでしょうか。

続く


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2014.01.08 Wed
 昨年末に、「パネル交換しないで修理できるか?」との問合せ。写真で見ると、それほど難しくはない様子。問題ないですと答えたら、当方に運び込まれてきました。

 crz クォータ crz クォータ (1) 変形範囲は広いッス

 crz クォータ (2) crz クォータ (3)  

 crz クォータ (4) crz クォータ (5)  

 このパネル、真平の面が無いです。複雑な三次曲線で構成されていて、掌の感覚だけが頼り。鈑金後の歪みの99%以上をパテ作業で抜いて、通常はサフコート1回ですが、今回は駄目でした。仕上の水研ぎしたら、微妙な歪みが残っているのが分かり、再サフコート。難しいです逆に楽だったのは上塗り。新しいホンダ車の質感に、水性塗料は驚くほど合います事故車にならずに完成です。



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2014.01.01 Wed
 明けまして、おめでとうございます。週一のブログも、気がついたら4年目に突入してました。時間の経つのが、あまりにも早い。年末に会食したMさんとも、「久し振りだね。」と挨拶後に、前回からの時間経過を二人で勘定したら、なんと2年が2~3年前なら、つい最近という感じです。年齢を経る度に、時間が加速する感覚は強まりますが、世の中の動きも早まってます。

 呉服店勤務の友人の話ですと、成人式用の着物レンタル予約が凄いそうです。消費税アップも絡みますが、高校3年生をターゲットにした販促活動をしていると聞いて、凄いと思ったら、更に上がいます。顧客名簿を細かくチェックし、初孫等お子様が産まれたら猛ダッシュ七五三の晴れ着を全て決めてくる人とか更に凄い人ですと、お墓まで販売してくるようで一つの顧客名簿を種にして、人生全てを任せなさいです。

 業種に関わらず、同様な展開をしている会社が多いです。生活者の大半は、囲われ願望が強いのでしょうか?無用な思考が面倒という気持は理解できますが、必要以上の管理は如何なものかと、首を捻ります。明日の事も分からないし、これだけ時代の動きが早いと、トレンドから全てが変貌する可能性があります。若い頃に掛けた生保の証券を見ては、これを貰うまで会社が在るかなぁ?なんて考えてます。

 現在のリペゾウは、人生を貫く大きなビジョンだけを決め、後は成行きに任せてます。人生においては、不安定な状態が正常で、安定してる状態は異常です。究極の安定は死ですから、ハラハラドキドキと過ごすくらいで、ちょうど良いかと思います。日本全体にとっても、波の激しい一年でした。年末の安部首相の靖国参拝で、晦日直前までアタフタです。日本人としてのアイデンティティーに関わる本質的な問題が絡んで、単純な損得勘定だけでは計れません。日本人の死生感や靖国の歴史について、客観的かつ継続的な情報発信を望みます。

 プライベートで一番良かったのは、好みのレストランを見つけた事ですか。普段は吉牛で満足ですが、定期的に美味しい物が食べたくなります。お気に入りの店が発展解消してからは、寂しい日々。あちらこちらと物色しても、なかなか気に入った店が見つからない。素敵なお店は沢山ありますが、ただ美味しいだけでは面白くないし。味覚以外の五感も刺激する料理&お店が、リペゾウの好みです。シェフも職人なら、そこまで追求してもらいたいと。やっと見つけました。久し振りに満足ですこの店は、ビッグになります。断言

http://www.eatpia.com/restaurant/chic-hatchobori-french

 

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