車の再生に命をかけるボディワークス・アルファの板金日記 ≪毎週水曜日 20時に更新≫

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2013.10.30 Wed
 補修塗装指数で時間短縮できるかどうかは、お客様しだいです。解り易い一例を挙げます。

 2013_10020002.jpg Frドア補修塗装例です。前後ドア間に、色差が発生しています。

 Frドア上部及び後端部に、カラーベースは入っていません。クリヤーコートしただけで屈折率が変化し、色差が発生します。防止には、クリヤー塗装のボカシ作業が必要です。作業余地が無くてブロック塗りすれば、今回の様な結果になります。仕上りレベルへの要求が高ければ、Rrドアまで塗装し、作業量は一気に増加します。

 最後は、内板骨格修正指数です。
修正機へのマウント・ディスマウントが0.9で、計測が0.6です。フレーム修正が上手くできるかどうかは、固定と計測で、8割方が決まります。車体を固定する作業自体が、修正作業をも含みます。これらを考慮した数値とは思えない。指数に含まれる作業の時間短縮は可能ですが、元々の数値自体が厳しいから,高が知れています。

 2週に亘って、長々と書きました。冷静に観察すれば、生産性を大幅に引き上げられる作業は、
修復作業全体の一部です。となると、単純に生産性を追求するだけではコストばかりが上昇し、期待してるほどの粗利益達成は困難です。技術研修も付加価値を高める、つまり技術料を別途請求できる類が望まれてきます。

 指数順守では、職人さんの平均年収は300万台で止まると思えます。公的資格を幾つも持ち、経験年数も必要な技術職としては、悲しい数字です。もちろんガンガンと残業すれば、これは別の話。個人営業で仕事が趣味なら、それも良いでしょう。サラリーマン職人だと労基が厳しくて、2000時間働くだけでも大変です。

 それに世の中には、仕事以外にも楽しい事が沢山あります。ショーを見たり、スポーツしたり、本も読みたいし映画も見たい。美味しい食事もしたいし、そういえば最近は美味しいフレンチ食べてないなぁまぁ何をするにも時間が必要。仕事ばかりでは、人生がもったいないです。


 ここでやっと、前置きが終了しました。
次から本題に入ります。暫く小休憩で別の話題とし、11月20日から再開します。まだまだ思考は続きます。



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2013.10.23 Wed
 指数で貰える金額は決まってるから、指数1.0の作業を30分以内で終わらせよう。こんな風に考えた鈑金屋さんは多いと思います。生産性を上げる為に必要な設備投資を行い、最適な塗料や材料を揃える。技術研修にも積極的に取り組み、確実に社員の技術レベルも上がった。なのに予想してたほどは売上が伸びない。リペゾウも嵌まったパターンです。盲点がありました。

  リペゾウ、生産性の限界について語る!

 
1台の損傷車を修復するには、様々な作業が必要です。脱着取替指数、外坂板金修正指数、補修塗装指数、内板骨格修正指数の4種類の指数で、修復に必要な全作業の95%は網羅してると思えます。指数に記載されている作業内容を見ていくと、生産性を上げるのが容易な作業と、逆に困難な作業に大別できる事が分かります。例えばクォーターパネルの取替作業です。

 キューブ クォーター  指数で7.0ですが、半分の3.5で作業できますか?

 脱着取替指数に記載されている数値は、かなり厳しいです。作業者はメーカーマニュアル等を事前に読んで、作業手順を確認してからスタートします。それでもギリギリですよ。先日も、スパイクのアウターハンドルを外そうとして、裏の止めピンを抜くだけで10分が過ぎ去りました。おおよそのピンの位置は分かっているが、工具の先端が掛からない指数0.2の作業ですが、慣れないと難しい。脱着取替指数に関しては、熟練職人でも、大幅な時間短縮は困難です。

 逆に外板板金修正指数の数値は、熟練職人にとっては達成が容易です。叩きだし等で損傷パネルを成形し、ポリパテ1回仕上げでプラサフ塗装できるレベルまで持ちこむ。損傷部の形状等にも寄りますが、指数の半分以下で、作業を終える事は可能です。熟練職人の真価が、最も発揮される部分です。

続く


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2013.10.16 Wed
  保険の範囲内での仕事だから、多少の色違いで文句を言わないでください!こんなふうに平気で言えたら、どんなに楽でしょう。現実は厳しいです。微妙な色差や歪み、パネル間のチリ等、半端じゃなく気を使います。修理した部位に対しては、多くのお客様が神経質です。修理代が高額だから、仕方ないかと思ってましたが、疑問が発生します。修理代は高額なのか?

 確かに沢山のお金が動きますが、汗水垂らして働いているわりには、儲かっている実感が薄いです。商売を始めて30年以上が経ちますが、どちらかと言えば、金銭的には忙しくて大変というのが正直な感想。様々な勉強をする中で、勘違いしていた事に気づきます。

 国産車に関して言えば、鈑金塗装料金算出の基本は自研指数です。研究すればするほど、自研指数は凄い。緻密でありながらも運用が簡易で、損害額算定のツールとしては最高です。もう10年近く前ですが、自研指数を研究する為に、個人的に解説書を作ってみました。その過程で、湧き上がった疑問があります。

 現状復元に要する数値を算出する為に作られた自研指数ですが、これを作成した方々は、現状復元の仕上り基準を、、どう捉えていたのか。そこそこレベルの仕上りなのか?新車としか思えない様な最高レベルの仕上りなのか?リペゾウの結論は、そこそこレベルの仕上りを想定してるというものです。その根拠について話します。

 リペゾウ、指数の本質について語る!

 指数方式から逆算する形で、作業者一人辺りの年間工賃売上を算出します。前提条件は下記です。

1  理想的な現場作業者がいる。
2  遅刻や早退、欠勤はしない。
3  就労時間内は脇目もふらずに、黙々と作業する。
4  作業スピードは指数1.0と決められた作業を、確実に1.0でこなす。
5  作業精度は高レベルで安定しており、やり直しは無い。
6  勤務する工場は高レベルの作業管理がなされており、現場作業員の稼働率は70%とする。  
7  年間総労働時間は、仮に2000時間とする。
8  指数対応単価は、仮に¥6500-とする。

 人間というよりもロボットに近い作業者が、ハイレベルの工場で、仕事があり続ける状態の中で、1年間働き続けた時の工賃売上は、¥6500-×2000時間×70%=910万円!レス率ゼロで、満額を貰っても910万円!

 1000万程度の設備投資は、当然の業種です。仮に労働分配率40%として、作業者の年収は364万円。低レベルですが、指数で想定する標準作業者が3年経験(塗装作業のみ5年経験)である事を考慮すれば、許容範囲とも言えます。普通に頑張るだけでは、この程度しか稼げない構造になっているのが指数です。

 様々な業種の方が、このブログを読んでいると思います。皆さんの会社に入社3年で、年収364万の社員さんが居ると想定します。その社員さんが、何所に出しても恥ずかしくない最高レベルの仕事を、バリバリとやりますか?技術職で、自他共に一流と認められるには、10年前後の経験年数も必要です。また一流の方を、この金額で雇用できるとも思えません。標準作業者では、そこそこレベルの仕事しかできないと捉える方が自然です。

続く


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2013.10.09 Wed
 暫く前の話です。静車協での良き仲間、静岡の杉山オートサービスの杉山さんと長話している途中で、いきなり彼が言いました。「医療関係での保険仕事って、最低の仕事だよね。」これを聞いた瞬間、頭の中で何かが弾けます断片的な思考が繋がって、数十年来の疑問が全て解ける寸前まできた感じですが、しかし、どうしても最後の詰めが解けないで、分からないままで書き始めます。書いてるうちに分かるかもしれないし、既に解答を持っている方がいるかもしれません。


 リペゾウ、歯医者での実体験を語る!

 15年ほど前ですか。一度に5~6か所の虫歯治療を受けました。友人でもあるS先生との問答です。

先生 「保険だと、金歯しか入れられないんだよね。」

りぺ 「俺は金歯でも、かまわないよ。」

先生 「お前、なんて馬鹿な事を言ってるんだ。口を開けると、ピッカと光るんだぞ。女の子の前では、恥ずかしくて開けられないぞ。」

りぺ 「そ、そうかなぁ?」

先生 「いや絶対に後悔するに決まっている。ここは多少の出費をしても、セラミックを入れた方が良いと思う。セラミックなら、自分の歯と区別がつかないくらい精巧だ。特別価格で提供するから、全部セラミックにしような。」

りぺ 「分かった。ところで幾らなんだ?」

先生 「友達価格で、1本7万円にしてやるよ。」

りぺ (;´・ω・)  教訓: 友情は、お金の前では無力です 


 この貴重な実体験からも分かる様に、保険治療では必要最低限の治療しか受けられません。保険の範囲では金歯。見映えを良くしたいなら、自腹で追い金を払います。それでは車修理の場合はと言いますと、保険仕事は最高の仕事と考える方が大半です。自腹修理のお客様に対し、保険見積から割増請求する同業者は、まず居なかろうと思えます。

続く


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2013.10.02 Wed
 秋です。1年前から再開したテニス。夏の終わりの試合に申し込んでたのですが、天候不順でトーナメント中止。ガッカリした反面、ホッです。というのも、もう20年以上、昼間にテニスをした事がありません。燦燦と輝く太陽の下で、同じように打てるかが不安でした。次の試合予定は11月早々。どこかで昼間に練習したいと思っていた矢先、同好会主催者のTさんから、矢崎の同好会と交流戦開催のメール。日程も合うので、メンバーに入れてもらいました。昼間のコートに立つと、数十年前が蘇ります。

 4ゲーム先取で、パートナーや相手を変えながら4試合。結果は全て3to4で負け。攻撃的スタイルが持ち味ですが、肝心の部分で決めきれません。スマッシュもバコバコと打ちましたが、ポイントに繋がらずに自滅。
もう少しの安定感と、打球のコースが必要です。まぁ最初は、こんなものでしょう。良いイメージだけ残します。練習量を月3回から、なんとか増やそう来週から、また頑張ります。

 mini_130922_1301.jpg 風が心地良かったなぁー 

 最近になって気づきましたが、愛用の骨董品ラケットは230g。普通の男性は300g前後を使っていて、女性用よりも遥に軽いです。同好会仲間の女性に貸すと、「非力なんだねぇー」と言われました。こんな軽いラケット、誰も使ってないです。買い換えたらと言われますが、お小遣いが


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