車の再生に命をかけるボディワークス・アルファの板金日記 ≪毎週水曜日 20時に更新≫

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2013.08.28 Wed
 ホームページを見て、ご来店のSさん。お車の状態は酷く、パッと見で15~20万の修理金額が必要です。車両保険未加入で、自腹修理との話。中古部品を使用して、10万くらいで抑えたいとの要望。そのままお預かりしました。

 ベリーサ Sさん (2)  車体色は白の3コートパール

 主な作業内容は、Frバンパ脱着、バンパカバー亀裂修理、バンパーカバー磨き修理、左ヘッドランプ脱着、ヘッドランプユニット破損部の溶着製作、左Frフェンダ中古取替、左骨格部鈑金、各部防錆タッチアップ処理…といったところです。

 同色の中古部品が、全く見つかりません。しかたなく色違いのフェンダを購入して、塗装します。メタリック・パール系は、周辺パネルまでのボカシ塗装が基本。今回はボカシ塗装無しで、ブロック塗装で処理。事前にSさんから、「多少の色違いなら我慢する。」と言われています。多少の色違いという表現は、微妙です。

 調色作業は20分以内と、決めています。カラーカードだけで、2万色近く保有。それを17年前から、エクセルベースでデーター保存。カラーコードから検索して、近似色のカラーカードを拾い出し、その中でも一番近いカードデーターで計量。カラーカードの比色時、赤味が気持ち足りなかったので、779の赤原色を0.2g追加しときます。試し吹きすると、許容範囲内に入ってます。

 ベリーサ Sさん  パネルをブロック塗装して、乾燥後に組みつけ

 フェンダを基準に見ますと、ボンネットは黄ばみが強く、ドアは赤味が強いです。ボカシ塗装すれば、判別できなくなる範囲の色差。水垢が府着してくれば、大概の方は色差に気づかないと思います。Sさんに見せたら、喜んでいただきました。「良心的に対応してくれて、ありがとうございます。」と言われ、恐縮の限りです
 


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2013.08.21 Wed
 夏休みに入る直前、東京で遊んでいたら、友人から「社用車が事故ったから、来て。夏休み返上で営業してるから」との電話。代車を用意して伺ったら、さもない損傷でして。通常なら自腹修理だけど、相手がいるから保険対応するとの話。彼とは18~19の頃からの遊び仲間ですが、今では社員50人以上抱える会社の社長さん。ほんと皆さん、偉くなりました。相変わらず現場で汗を流しているのは、俺くらいかな

 黎明アルト 1 黎明アルト 2  

 フロントバンパ右が押し込まれ、右ヘッドランプが破損。右フロントフェンダが変形。バンパと右ヘッドランプを取り替えて、右フェンダ鈑金修理。さっさと修理を進め、代車を回収しようと思ったら、アジャスターさんからリサイクル特約を付けているとの説明。右ヘッドランプ取替ですが、新品部品ではなく中古部品を使用してくれとの依頼です。

 アルトバンのフロント回りの中古部品は、品薄で有名。探しても見つかるのは、10回に1回くらいかな。とりあえず探してみましたが、案の定、全く見つかりません。無い時はどうするのと聞いたら、とりあえず7営業日は継続して探すようにと。お盆休みは抜きますので、約款どうりに対応すれば、2週間近く部品発注できない勘定になります 待ってられないから、勝手に新品部品を頼みました。

 黎明アルト 3  これを付けたら、納車です。

 アジャスターさんが困ってるみたいだから、期限内に損保さんで問合せて見つかったら、お付き合いで差額を引いてやるよと言っときました。でもね、ほんとは引く必要は無いと思ってます。だって代車を用意してるのは、リペゾウです。そして契約者は、リペゾウが修理する事を望んでます。2週間も部品発注を待てというなら、損保でレンタカーを手配すべきが本筋。人の褌で相撲をとるという諺があります。リサイクル部品使用には大賛成だけに、特約の内容は残念です。



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2013.08.14 Wed
 夏休みを利用し、東京六本木の新国立美術館に。黒川紀章さん設計の独創的な外観で、内部の空調や音響まで細やかにコントロールされたリッチな雰囲気です。この場所で写真家のアンドレアス・グルスキー展が、9月半ばまで開催中です。実は、今回が2回目。最初に見た時の印象が強烈過ぎて、ゆっくりと鑑賞したくて再訪しました。

 新国立美術館 (1)
 新国立美術館 (3)   

 新国立美術館 (2) 新国立美術館  

 グルスキーと言えば、1枚の写真に数億のオファーが付くので有名です。彼の作品(写真)はワンオフで貴重ですが、それだけでは3億以上も付きません。鈑金屋リペゾウの素人感覚で申しますと、エポックメイキングである事が、最大の理由と思われます。エポックメイキングとは、時代を変えるほど革新的という意味あいです。近代美術史に登場する芸術家の中でも、エポックメイキングという言葉が似合う方は貴重です。「印象・日の出」を発表した時のクロード・モネ、「アビニヨンの娘たち」を発表した時のピカソなどですか。

 始めて彼の写真を見た時、これはいったい見慣れた風景ですが、何かが変?でもよく見かける風景です。写真という言葉が持つ観念が崩され、現実と非現実との境の無い、絵画的な世界が広がっています。言葉で表現するのは難しいから、興味のある方は展覧会で感じてください。間違いなく美術史に残る、素晴しい作品群と出会えます。

 http://gursky.jp/



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2013.08.07 Wed
 業者さんから、下取車の修理依頼です。下取金額を決めた後で事故り、そのままオークション出品するとの話し。赤字を出さない為にも、如何に原価を減らすかが勝負。内外装共に、部品交換ゼロの要望。ガラスは割れてないから、何とかなるかな?オーナーが保険加入してました。先協定50万で処理してもらいます。普通に見れば、どう見ても全部品交換です。

 ヴォクシイ ヴォクシイ (1)   

 鈑金作業は、1日で終わらせます。変形4点固定してから、得意の多面引き

 ヴォクシイ (2) ヴォクシイ (3)  

 翌日の午前中に骨格塗装。午後から部品の組み付け。機能部品・外装部品、手直しながら組んでいきます。形が整っていれば保証無しでもとの依頼ですが、つい習性で手を掛けてしまいます。最近、マニアックな注文が多いッス

ヴォクシイ (4) ヴォクシイ (5) 
 
 外装部品をタッチアップして、3日目朝に納車。試運転を兼ねて30分程走行しましたが、そのくらいでは全く問題無し。すぐ何処かに連れていかれました。サヨナラ

 R車購入は冒険。必ず懇意の業者を、間に入れましょう。できれば事故現状で購入して、懇意の鈑金屋さんで修理するのが一番安全です。 その方法なら、割安車の購入が可能です。



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