車の再生に命をかけるボディワークス・アルファの板金日記 ≪毎週水曜日 20時に更新≫

未分類ご挨拶作業実例業界近況プライベート作業実例 塗装工場経営思考
2012.07.25 Wed

 5名づつの3班に別れ、インバータ脱着作業を開始。各班に講師の方が付き、要所要所で、的確な指示が出ます。自分達だけで作業したら、きっと3台揃って燃えたと思います。取外し時の保護の仕方やボルトの分別、取り付け時のトルク管理、冷却水注入時のエア抜き注意点等、事前知識も無い状態で作業したと考えると、ゾッとします。感電、インバータ破損、電磁ポンプ破損、HVコンピューター破損、メインコンピューター破損、車両火災…作業ミスから予想される結果は、どれも重大です。

 30 プリウス エンジンルーム  30 プリウス インバーター 取外し

 30 プリウス インバーターステ  30 プリウス インバーター

 30 プリウスインバーター取り付け バネ式の トルクレンチは必携っす

 この作業は注意点が多く、気を使います。作業者は、事前の低電圧取扱者取得も義務付けられています。その割に作業工賃は安く、自研指数は0.7慣れると30分前後で終了する作業ですから、時間計測だけで判断するなら妥当な数値と言えます。しかし作業リスクは、かなり高いです。一般的な感覚でいけば 別途に危険手当てくらい付くんじゃないかなぁ…

 現場作業者の実感として、自研指数は、作業の難易度や付加価値が、反映されているか疑問です。作業者個人の主観が入る部分ですから、物差しとしては組み込み難いのかなぁ。個々のケースで、アジャスターさんと話し合って解決するしかないでしょう。なんか書いてるうちに、話が逸れてきました。

続く


FC2ブログランキング参加中ポッチィしてください。よろしくお願いします

   

スポンサーサイト
2012.07.18 Wed
 先週、あいおいニッセイ同和自動車研究所さんの御協力を得て、本年度の組合事業の一つ、ハイブリットステップアップセミナーが行なわれました。昨年度に引き続き、3回目の開催です。15名という定員枠がありますので、今回も申込順で締め切らせていただきました

 私が言うのも何ですが、このセミナーは、HV・PHV・EV整備への入門セミナーとしては、相当にレベルが高いです。先ず、作業用の実車が豊富です。トヨタ系HV・PHVが各車種10台くらい。他にインサイトやリーフも。そして講師は、あいおいニッセイ同和自動車研究所の鈴木部長さん。HVの、第一人者としての評価を得ている方です。あいおいさんには、ほんと感謝しております。

 HVセミナー 1  HV セミナー 6

 HVセミナー 4  HVセミナー 5
 
 HV等の整備は、事前の低電圧取扱者の資格が必要ですが、資格だけで修理できるほど甘くありません。作業ミスによるブレーキロックの解除方法等、知っておくべき事が沢山あります。今回の講習のメインは、20・30プリウスのインバータ脱着実習作業どちらのエンジンルームも、余分な作業スペースが殆どありません。フロント回りの破損時、この作業は必然となりますが、作業ミスによる車両火災等の故障事例も発生しているとの話注意が必要です。 下記写真は、20プリウスのインバータ脱着前後の状態です。

 20 プリウス エンジンルーム  20 プリウス インバーター取外し 

 続く


 
  FC2ブログランキング参加中ポッチィしてください。よろしくお願いします

   
2012.07.11 Wed
 ホームページを見てご来店したOさんから、ヴェルファイアのフロントグリルモール塗装を依頼されました。予算は¥15000ー円(税別)です。アッパーモールは簡単に外せます。

 ヴエルファイア 1  脱脂後に全体を800番のペーパーで足付け

 ヴエルファイア 2   再度の脱脂作業後に、2液型の密着強化剤を塗装

 ヴエルファイア 3  ウェットonウェットタイプのサフェーサーを塗装

 ヴエルファイア 4  070のカラーベースを塗装

 ヴエルファイア 5  070のパールベースを塗装

 ヴエルファイア 6  クリアーを塗装して強制乾燥

 ヴエルファイア 7  取り付けて完成です

 調色はデーター調色です。同色車の修理作業に合わせて入庫していただき、塗料代は0円に近いところで処理できました。でも手間は掛け過ぎたかな喜んでもらえたから良しとします。




FC2ブログランキング参加中ポッチィしてください。よろしくお願いします

   

2012.07.04 Wed
 前回、作業前の事前見積作成時の損傷イメージの話をしました。今日は、その延長で話します。下記写真から、どんな損傷イメージと修復作業を連想します?

 Kアルファード 1  後方より追突されたミニバンです。

 ボデーロワバックパネルアウターは取替、インナーは鈑金。リヤフロアは軽い鈑金。リヤマフラーは取替と いったところですか。下回りを覗いていきますと…
 
 Kアルファード 3  Kアルファード 4

 Kアルファード 5  Kアルファード 2  

 写真の順番に説明します。リヤマフラー全体が前方に押し込まれて、吊りゴムが張っています。センターパイプは中央で折れています。フロントエキゾーストパイプは、逆に後方に引っ張られています。リヤマフラーの前端が当たり、リヤフロアクロスメンバーが変形しています。仮にエキゾーストパイプが、社外品のチタン合金で作成されたような物だったらどうなるか?硬くて簡単には変形しませんから、マニホールドの取り付けボルトが折れたりするところまで損傷波及していきます。エンジンルーム内の観察も必要になります。

 ある程度の速度が出ている状態での、衝突時のエネルギーは想像以上に大きいです。バリア試験の高速映像を解析しますと、文字通りに車全体が振動しています。弾性限界を超えた部位は、波及が痕跡となって残ります。スプリングバックで、戻ろうとしても戻れない部分が座屈です。50mm寸法が縮まってるとしたら、事故時には100mm近く動いたと想像する方が無難です。損傷イメージは、その状態を推定して作成します。



FC2ブログランキング参加中ポッチィしてください。よろしくお願いします

   

テーマ:修理 - ジャンル:車・バイク
作業実例    Comment(0)  TrackBack(0)   Top↑
Template by まるぼろらいと