車の再生に命をかけるボディワークス・アルファの板金日記 ≪毎週水曜日 20時に更新≫

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2012.03.28 Wed
 最近また一段と難しい色が増えてきました。ブロック塗装は問題ありませんが、小面積のボカシ塗装する時などは、本当にボケるのか?などと不安に襲われたりします。 お客さんによっては、「安くしてもらいたいから、部分塗装でやってください。」などと気軽に言う方がおります。現場作業している職人の立場から言いますと、ボカシ塗装する方が遥に難しい仕上がりブチでも良ければ別ですが、あまり恥かしい仕事もしたくないし…で今回は小面積のボカシ塗装する場合の、基本的な考え方と留意点について話します。

 作業者が悩むパターンが2つあります。 まず一つは隠蔽を最小面積で押さえたいが、予想以上の大面積になってしまう。 次に、かなりの精度で調色したはずなのに、ボカシギワが黒ずんでしまう。 今日は最初のパターンについて話します。これはちょっとした発想の転換で、すぐに改善できます。 パネルを部分補修する場合、下地のサフ塗装している部分をカラーベースで隠蔽しながら、周辺部に向かい徐々に散らしていくわけです。小面積で済ます最大のポイントは、隠蔽時のガン捌きです。 下記写真ですが、カラーベース3回塗りで隠蔽しました。

 ファンカーゴ 1   ファンカーゴ 2

 ファンカーゴ 3   ファンカーゴ 4  

 仮にサフコートした部分の幅が10cmあったら、そのうちの8cmを塗るところからスタートします。つまりサフコートの端から端までを、一気に塗装しない。端部は塗装しないつもりでも、自然にミストが飛んで隠蔽されていきます。職人さんの好みもありますが希釈率は高めにし、塗り回数を重ねながら、徐々に塗装範囲を拡げていきます。2回目でサフコートの幅いっぱい、3回目で一回り大きく、こんな感じです。場合によっては、ミストを中央部に集める方向でのガン捌きも有効です。

続く


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2012.03.21 Wed
 昨年、第三のエコカー、リッター30キロの燃費を謳ってデビューしたミライース。低価格のベーシックな軽自動車ですが、e:Sテクノロジーと呼ぶ最新鋭の機構が搭載されてます。レクサス等の高級車とは違う意味合いで、技術力の塊といっても過言ないでしょう。まぁ実燃費はリッター15~20キロくらいですが、総合的なコストパフォーマンスは高いです

 ミライース  当社でも代車として使用していますが、人気者です。

 先日、お客様のイースを修理しました。フロント回りのボデー構造と、事故による損傷波及状況を見てビックリ バンパ裏側のリインホースメント左側が、ペッシャンコに潰れていますが…

 ミライース 1  ミライース 2

 ミライース 3  左サイドメンバー先端は無傷  

 取外したリインホースメントを観察しますと、実に上手く作ってあります。表側は薄板で潰れ易く、衝撃を吸収し易いよう。裏側は厚板で頑丈に。鉄の素材自体も違うようで、実に細工が細かいです。

 ミライース 4   新品部品の形状は、この倍以上の幅があります。

 他にもサイドサポートの形状や取付け方法など、損傷が奥まで波及しにくいよう考えられています。構造もシンプルですから、大破でもないかぎり、修理も楽。という事は見積に計上しにくいユーザーサイドから見れば、万が一の事故の時も、出費が少なくて済むという事ですか。ダイハツさん、ここまでエコを考えているとは驚きました。

 ダメージャビリティーは自動車の耐損傷性、いわゆる壊れにくさ。リペアビリティは自動車の修理性、いわゆる直しやすさの意味ですが、メーカーさんも、こういう事を真剣に考える時代になったようです。



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テーマ:修理 - ジャンル:車・バイク
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2012.03.14 Wed
 先日の日曜日で東北大震災から一年が経ち、各地で追悼集会が行なわれておりました。私も食事前に、軽く黙祷させてもらいました。お亡くなりになった方々にはお気の毒ですが、この大災害を期に、明らかに時代が変わった感があります。

 研究会ではハーモニー期と呼んでいますが、新しい時代が始まろうとしています。共鳴とノリがキーワードの、共生の時代です。年齢、性別、肩書きや地位、地域や国籍、全てが融合に向かい、境目が曖昧になってきます。会社でしたら社長と従業員は、管理する者とされる者から、同格の単なる役割の違いだけという風に変化すると思われます。そうなると組織運営も、個人としての生き方も変化してきますから、従来の延長での会社経営や商売の仕方だけでは難しくなるんじゃないかな。

 先週末は名古屋で、日車協青年部の中部ブロック会議が開催されました。愛知車協青年部の加藤さんから声を掛けていただき、行ってまいりました。現在の静車協には青年部がありません。今後の組合活動を考える中で、青年部が必要ではないかとの声も上がり、検討段階に入ったところです。総勢11名で訪問しました。主催者の方々には、いろいろと気を使って頂き、ありがとうございました。

 日車協青年部の方々にお会いするのは、今回が初めてです。率直な感想を述べさせてもらいますと、実に真面目。現場の職人や業界としての地位向上に向けての真摯な思いと取組には頭が下がります。テンションも高く、好感度抜群です。全国レベルでは、このような方々が数百人単位でいると思いますと、業界の未来にも希望を感じます。

 一つ惜しい事は、怒りの感情が強い事ですか。ただこの点に関しては業界の方一般に強いですから、彼らだけが特別に強いという事はありませんので誤解なきよう。もし綺麗にサッパリと流す事ができれば、大化けしそうな雰囲気があります。親会も取り込んで面白くなる事を望みます。



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2012.03.07 Wed
 Mさんのロードスター
 ロードスター  けっこうにキマッテいますN0カテゴリーのレース仕様です

 趣味のレース用に作ったまでは良かったのですが、忙し過ぎて年に1~2回くらいしか乗れなかったそうです悩んだ末に売却を決意。老舗のショップで、それなりにお金を掛けて作りました。軽量フライホイールを組み込んだエンジンの吹けは快調ブッシュ交換から手を入れた足回りもキマッテます。走らせるとLSDが効いて、グリグリと曲ります。タイヤ以外は極上のコンディションですが、12年落ちの14万キロ。普通の買取屋さんに見せると10万円代、20万にも届きません。相談を受け、お手伝いしました。買取業者さんで、スポーツカーを好む人達がいますから、間に入り交渉。ボデーを一部手直しして、38万で売りぬきました

で、Mさんから「ゴチしたい」と誘われて行ったのが下記のお店。 

 真乃文  日本料理 真乃文 http://manobun.com/

 このお店、実は前から行こうと思ってました。もうお亡くなりになったんですが、お店のご主人のお父さんは鈑金屋さん。私が組合に加入した当時の役員さんで、同じブロックという事もあり、可愛がってもらいました。息子さんが修行から戻り、沼津で店を出したと噂に聞き、一度は顔を出そうと思いつつも、忙しさの中で忘れていました

 Mさん、私なんか足元にも及ばないグルメです。歴史と経験が圧倒的に違います。彼が美味いと言うほどだから、期待して行ったのですが…ほんとビックリメチャ美味です。ここ数年の中でも抜群で、このレベルの料理を地元沼津で食べられるとは驚きです。鈑金職人ではなく、板前を選んで正解だったようです。



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