車の再生に命をかけるボディワークス・アルファの板金日記 ≪毎週水曜日 20時に更新≫

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2017.07.26 Wed
 23日の日曜日に、山梨車協主催の第3回高度化車体整備技能講習会に見学参加してきました。静岡車協でも10月中旬から2月初旬にかけて、4回の講習会を企画しています。3回までの日程と会場は既に決まり、理事会の承認も得ています。私が担当者ですが、一番肝心な講習内容が決まらずなるようになると開き直る事もできないし、どうしたものかと考えるうちに思い出したのが、山梨車協主催の講習会です。実践的で身になる講習会を何度も開いていると、噂に聞いていました。事務局に連絡を入れ、特別参加させてもらいました。場所は富士吉田の富士山アリーナーです。

 山梨車協 研修会 (1) 山梨車協 研修会 (2) 

 山梨車協 研修会 (4) 山梨車協 研修会 (5) 

 山梨車協 研修会 (6) 山梨車協 研修会 (7) 

 正直な話、お世辞抜きで凄いなと思いました。市川理事長を筆頭に、講師を担当した星野さん、講習会準備や講師補佐をした方々、皆さんの意気込みが伝わってきました。山梨車協の会員数は90社ほどで、静車協の半分ほどです。でも組織としてのまとまりの良さは、模範として見習うところがあります。お陰様で、静車協講習会のイメージが作れました。

<(_ _*)> アリガトォ

 講習途中の空き時間を利用して、市川理事長自らがマイクを握り、高度化車体整備技能講習会の意義や組合として目指すところについて、1時間ほど熱く語ってくれました。要点だけ抜粋して下記します。

1 日車協連の高度化車体整備技能講習会は、国交省が正式に後援する形で、全国で毎年行なわれます。
2 講習受講した車体整備士が在籍し、一定の設備等の要件を備えた工場を、日車協が自主認定します。
3 自主認定工場が一定数に達した段階で、国交省を交えたPR活動が始まります。
4 カーメーカー14社・損保26社・官公庁等に対してのPR活動も想定されてています。

 これって、凄い事です。業界団体は様々ありますが、国交省と同じテーブルで話せるのは日車協連だけというのが現実です。業界内の世代交代も進む中で、現状よりも業界を良くしたいという思いがある方は、各県単組に合流してください。


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2017.06.28 Wed
 Anyca(エニカ)って知っていますかね?DeNAが提供するカーシェアプリです。これを利用することで、まぁ簡単に言えば一般人が、レンタカー業もどきを営む事が可能となります。詳細に関しては、Anyca(エニカ)のホームページを見ていただく方が早いと思います。 https://anyca.net/

 レンタカー業も営むリペゾウとしては、思う事が多々あります。話の分かる善人どうしが利用するなら問題無いですが、世の中には様々な考え方の人がいます。程度の差はあっても、金正恩みたい人に会うのは難しくありません。確率論になりますが、2000回貸し出したら、1回は車が行方不明になると言われています。運が悪ければ、最初の貸し出しで被害に遭います。

 リペゾウも先月にネット予約で、セレナ君を24時で間貸し出したら、そのまま拉致されました取り戻すに1か月近く費やしました。業務の一環であっても、こういう出来事はストレスが溜まります。シェアリングで貸した車が事故に遭ったり行方不明になったりした時に、普通の生活をしてる方で対処できるのかなぁ??様々なアドバイスをもらえても、最後は自身で動いて対処するしかないのが現実です。

 話を変えます。DeNAは凄いアプリを作りました。時代の変化を先取りしています。2年前にイーロン・マスクがマスタープラン・パート2の中で、カーシェアリングの将来性について語りました。その時点では真意を理解しきれなかったけど、今は少しだけ分かります。自動車を売る時代からモビリティを売る時代に、主流が移ろうとしています。完全に移行するには20年必要と思いますが、既に様々なアクションが垣間見られます。自動車業界全体を巻き込む変化の中で、鈑金塗装業はどう変わっていくのかと、興味は尽きません


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2017.03.29 Wed
 アクセルとブレーキの踏み間違えで、新聞沙汰になる交通事故が多発しています。事故直後の報道を見ますと、自らの踏み間違いを認めるドライバーは少なく、車の異常を訴える方が圧倒的に多そうです。このパターンの事故が発生した場合にどうなるかと言いますと、まず事故車両は近くの系列デーラー等に運び込まれます。後日、メーカー・警察・消防等の関係諸団体立ち会いのもと、原因追及の為の分解調査がおこなわれます。調査結果で車に異常無しとなった場合ですが、運転者に対し調査費用の請求がおこなわれます。出向者の出張料とかも、全て支払うこととなります。

 事故まで至らなくても、車の挙動が変だというクレーム申告も多いようです。実際に異常が発生している場合もありますが、大半はドライバーの勘違いです。次から次へと新しい機能が組込まれる状況下で、販売店も購入者も、完璧に対応できていません。曖昧な理解のままASVを使用しているドライバーは多く、それが原因の事故も発生していると思えます。

 近い将来、事故原因はASVの異常行動だと主張するドライバーが出てきても、何ら不思議はないです。原因追及の為の分解調査をしたら、過去にフロントバンパーを取替えていました。どこで取替作業したか調べたら、5年前にリペゾウがやっていました。リペゾウさんはバンパー取替時に必要なセンサーの補正作業を請求をしていないけど、もちろん作業はしていますよね?作業写真やデータ等の記録はありますか?人身が絡んだ事故ですし、あくまでドライバーは車の異常行動が原因と主張していますから、徹底的に調べないと不味いですから。こんなふうに問い合わせが入ってきたら皆さんだったらどうします。


 ステレオカメラ スバル・アイサイトver.3、ガラス&ライナー脱着

 ステレオカメラの配線を取り外した状態で電源オンすると、チェックランプ点灯しました。配線を付け直すと消灯し、正常に戻りました。この後で追随走行すれば自動補正されます。試運転してみたら、システムは正常に機能しているようです。でもスバルさんに予約を入れて、再調整をお願いしました。メーカーマニュアルに、作業が必要と記載されています。自社のスキャンツールでは対応できないし、税込で2万ほど修理費用がアップするのも仕方ないです。

 メーカーマニュアルに必ず再設定しなさいと記載されているという事は、システムに係る部分に触れたら、もうメーカーは責任を取りませんという事です。責任は作業者に掛かってくると思うべきです。そうだとすれば、もうチェックランプが点灯しないから良いというレベルの問題じゃなくなります。人身が絡んだ事故になれば、一発で会社は潰れます真剣に対応しないと不味いです。現行法ではASVシステムを構成する部品全てが、重要保安部品に指定されているわけではありません。点検記録簿の保管義務も2年ですが…このような点も、今後どうなっていくのでしょうか?

 日車協で進めている車体整備士の再教育制度は、実務に携わる作業者は年1回集まって、全員が最新の情報を取得し、業界の底上げを図ろうというものです。何も知らないで作業するのが、最も危険です。お客様を守ると同時に、自社も守ります。国交省もバックアップしてくれるという話になっています。これを読んでいる非組合員の方も入会して、一緒に勉強していきましょうよ。過去に様々なしがらみがあったとしても、世代交代が進む中で、組合の雰囲気は別物に変わっています。

 

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2017.03.22 Wed
 前回の続きです。高度化車体整備技能講習講師研修会参加の成果について、一部ですが発表します。先ず最新のASVに組込まれている電子制御システムの概要から話します。

 電子制御システムは、3つのパートに大別されます。外界の情報を取り込むセンサーと、取り込んだ情報を識別し判断を下すコンピューター、そしてコンピューターの判断を実行に移すアクチュエータです。どのパートも重要ですが、最初にセンサーから入る情報が誤っていれば、全てが狂います。全てのセンサーが正常である事が、システムが正しく機能する前提です。ですから修理等でセンサーを脱着したら、取付位置や取付角度が規定値かどうかを確認する必要が発生します。

現在市販されているASVの場合では、前後バンパーや左右ドアミラにセンサーが組み込まれています。今後市販される車も、同様の位置に多くののセンサーが組込まれると予想されます。Googleカーの様にルーフに付いているなら良いのですが、バンパーやミラーとなると修理時の脱着頻度は多くなります。脱着度にセンサーの再設定が必要とメーカー修理書には記載されています。全て専用機器を使用した計測作業です。その意味合いをどう捉えるかが重要です。

 メーカー修理書で各センサーの取付位置や取付角度が定められていますが、それほど厳密な設定が必要なのかという疑問が湧きます。実作業に携わっている職人の眼からすると、車って、けっこうアバウトです。体重40㌔の女性ドライバーと体重100㌔の巨漢ドライバーでは、乗り込んだ時点での車の姿勢は全く違います。乗車定員5人も乗ったら尚更です。センサーの取付角度は乗車人数や路面状況等によって、かなり変化します。という事は角度が多少ずれても、機能は正常に作動するよう、かなり大きな許容範囲が設定されていると推測されます。

 搭載されているコンピューターも単純な計算処理をするのではなく、学習機能が組込まれています。許容範囲内なら、自律的に補正していく筈です。そうでなければ、各センサーにレベライザーを組込む必要があります。車両全体が捻じれるような大破修理時ならともかく単純な脱着作業でも、センサーの再設定作業は必要なのでしょうか?目視確認で充分な気がします。取付角度が3度もずれていたら、目視で間違いなく識別できると思いますが

 この程度の事は、カーメーカーの設計者は全て把握している筈です。全てを分かった上で、単純な脱着時でも、必ず再設定しなさいと修理書に記載しています。電源オフで脱着作業すればチェックランプは点灯しないと思いますが、それでいいというわけでは無さそうです。何か理由がある筈です。

続く

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2017.03.15 Wed
 あっという間に初日終了です。日車協の小倉会長も途中から参加し、夕食後には懇親会。東車協の理事長さんからの差し入れ、ゴチになりました。ありがとうございました

 2日目も、朝からスケジュールぎっしりです。まず1時間半ほどの座学で、自動運転全般に係る大まかな知識を学びます。自分が既に持っていた知識や情報を組み込んでいくなかで、全体の流れが把握できました。座学後は終了間際まで、ひたすら実習です。各種センサーのキャリブレーション(調整・補正)をおこないます。わざとセンサーを潰したASVの試乗もあり、どんな動きをするかを体験しました。

 講師研修2日目 (1) 講師研修2日目 (2)

  講師研修2日目 (3) 講師研修2日目 (4)

 講師研修2日目 (5) 講師研修2日目 (6)
 
 講師研修2日目 (7) 講師研修2日目 (8)

 講師研修2日目 (9) 講師研修2日目 (10) 

 講師研修2日目 (11) 講師研修2日目 (12)

 講師研修2日目 (13)  講師研修2日目 (14)

 講師研修2日目 (15) 衝突軽減ブレーキも初体験

 この2日間で、我々が何を今しなければいけないのかは掴めました。自分達が学んだ事を会員さんに伝える為に、静車協再講習カリキュラムについての検討会を開催する予定です。リペゾウの研修成果を一部だけですが、次週に発表します。日車協の会員であるかないかは抜きとして、最低眼の情報だけは業界関係者に知らせておきます。

続く
 

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