車の再生に命をかけるボディワークス・アルファの板金日記 ≪毎週水曜日 20時に更新≫

未分類ご挨拶作業実例業界近況プライベート作業実例 塗装工場経営思考
2017.09.20 Wed
 8年前に販売した車が里帰りしました。エンジンの調子が悪く、買い替え検討中との話でした。在庫車の中から次のを選んでもらって、そのまま下取りました。この車は9年前に走行500キロの事故現状を引き取って、起こして社用車として乗っていた奴です。乗り回してるうちに売ってくれと頼まれて手放しました。懐かしいけど、どこを修理したっけ??懸命に見ても分かりません。説明できない状態では、自分のお客さんには売れません。業販することにしました。

 内外装を磨いて清掃したら、見違えるほど良い車に変身でもエンジンの調子がとりあえず短期間でも調子良く動いてくれんとなぁ高取りして外注に出せません。自社で取り組みました。まずヘッドカバーを外してみたら

オイル交換 (1) 

オイル交換 (2) 

 マジに汚い!オイル交換してたと言ってたけど、、、、調子悪くなってから交換しても駄目なんだよねなんとか費用を掛けずにエンジン復調して、買取屋さんに引き取られていきました。細かくチェックしてたけど、直した本人でも分からない状態だからね君の責任ではありません。この車は正真正銘の修復歴無車しです。原価と手間代は回収できたし、二度と出会うこともないでしょう。

 これを読んでる皆さんは走行5千キロ以内に、必ずオイル交換しましょう。さもないと、上記写真の状態になります。


FC2ブログランキング参加中ポッチィしてください。よろしくお願いします

スポンサーサイト
テーマ:修理 - ジャンル:車・バイク
作業実例    Comment(0)  TrackBack(0)   Top↑
2017.09.13 Wed
 10年落ちミニバンです。1年前に下記写真の状態で、レッカーで運び込まれました。

MPV足回り (1) 

 下から覗いてみると、左サスペンションロワアームのボールジョイントが破損し抜けていました。

MPV足回り (2) 

 国道1号線を箱根方面から下ってきて、三島の交差点で普通に減速。停車寸前にドカンという感じだったとの話でした。最も負荷が掛かる部分ですが、この部分が壊れるのは大事故に繋がらなくて良かったと思います。破損部を新品と組み替えて納車しました。そして先日、またまたレッカーで運び込まれてきました今度は右側です。

MPV足回り (3) 

 左右逆になっただけで、前回と全く同じ症状です。オーナーさんの話では、修復歴無しです。兆候も無かったそうです。半年前にデーラーさんで点検しています。タイヤごと揺すってみるとか、その程度の点検しかできまない部位ですが、そもそも通常は壊れない部品です。最初から不良品だったのか、それとも設計が甘いのか??自分の車なら、メーカーに電話してガンガンやります。一歩間違えば死んじゃいますもん。とにかく要注意の車種です。

 両側とも替えるように、去年の時点で言うべきでした。左が駄目なら、右も怪しい。反省です



FC2ブログランキング参加中ポッチィしてください。よろしくお願いします

2017.08.23 Wed
 鈑金依頼の入庫です。左クォーターパネルがグッサリと抉るように凹んでいます。エアダクトから手が入る部分は叩き出し、袋状になってる部分は引き出しました。

ボクスター クォーター鈑金 (1) 

ボクスター クォーター鈑金 (2) 

 この状態まで持ち込んで、後はパテ整形です。薄っすらと覆うように付けて終わると思って任せたら、翌日になっても終わっていません。真っ平な面が無く、複合した曲面の3次元形状です。手の感覚で形状を作ります。ちょっと難しかったかなバトンタッチして、2時間程で作業を終えました。

ボクスター クォーター鈑金 (3) 

ボクスター クォーター鈑金 (4) 

 ここから先は塗装作業で、水研ぎしながら歪みを抜きます。この鈑金作業の値段は、幾らくらいが妥当なんでしょうかね?3年経験の作業者に換算して計算すると、なんか凄い金額になりそうです。


FC2ブログランキング参加中ポッチィしてください。よろしくお願いします

テーマ:修理 - ジャンル:車・バイク
作業実例    Comment(0)  TrackBack(0)   Top↑
2017.07.12 Wed
 鈑金塗装業で依頼件数が最も多いのは、断トツでバンパー補修です。擦り傷、裂傷、酷いのになると真半分になった状態で持ち込まれます。少ない週でも2~3本は修理していますから、年間では100本以上で、累計では5000本以上は修理してるのかな?とにかく半端じゃない数を修理している事だけは間違いありません。

 作業していて思うのですが、パテはバンパー補修に必要なのでしょうか?自分は殆ど使いません。たぶん、もう一工夫すれば、完全に必要がなくなる気もします。細かい説明は後にして、先ずは最近おこなった作業の経過画像です。

バンパーパテ (1) 

 かなりひどい変形です。一部は切れています。取り外して、ヒーターガンで加熱しながら、全体の形状を修正します。30分程作業して、形状修正した時点での画像です。

バンパーパテ (2) 

 塗膜は殆ど傷つけていません。微妙な凹凸は残っています。綺麗にしてくれとの要望でしたので、ここからサンディングして下地を作ります。サンディング後の状態が下の画像です。パテは皆無です。端部の裂傷部は、先に溶着で修理を終えています。

バンパーパテ (3) 

 サフコートして研ぎを入れ、上塗りすれば完成です。

バンパーパテ (4) 

バンパーパテ (5) 

続く




FC2ブログランキング参加中ポッチィしてください。よろしくお願いします


2017.06.21 Wed
 このフィックスウインドの脱着ですが、周辺パネルが付いたままの状態では困難です。周辺パネルにピッタリと被さっていて、隙間が殆どありません。相当慎重に作業しても、ちょっとしたミスでガラスゴムに傷が付きます。カーメーカーは再使用不可の取替前提で組み上げていると思われます。当社でのガラス脱着作業は、外注さんに全面委託しています。3軒のガラス屋さんが出入りしていますが、全員が作業を嫌がるし、本来は再使用不可だと口を揃えて言います。

 実際に横で作業を見ていても、大変で割に合わないです。作業者全員が同じように言うとなると、自研センターも考えた方が良くないですかね。リペゾウも最近は、ガラス屋さんの負担が軽減されるよう、周辺パネルを脱着してから作業依頼するよう心掛けています。

fuxikkusuuinndo (2) 

fuxikkusuuinndo (3) 

 指数を経典のごとく扱っている損保さんから見たら、リペゾウの態度はふざけているかもしれませんが、実際に作業し顧客対応している工場側からすれば当然です。指数テーブルの数値は実験室の中で作られた数値であって、現実の現場で作られた数値ではありません。尊重はするが、絶対的に遵守する気などありません

 指数の黎明期の職人の話題で、指数値の半分の作業時間を目指すというのがありました。リペゾウもそうですが、職人全員が指数値の半分の時間で作業を終わらせる事を目指しました。今は誰も言わないです。何故かと言えば、早くやろうとすれば手抜きになって、仕上がり品質が下がります。40年前と今では、求められている品質は異なります。

 自研センターで作業観測をした方なら分かりますが、センターの作業者のレベルは低くありません。大概の町工場の職人さんより手際が良いです。そういう作業者が、理想的な作業環境の中で作業した時の数値です。けして甘い数値ではありませんが、ベテラン職人は更に短時間で作業する事が可能です。自分もできますが、問題は仕上がり品質です。腰を据えて作業した時と、時間を決められ急いだ時とでは、仕上がり品質が異なります。

 古参アジャスターから聞いた話です。自研センターで塗装の作業観測をして、予定どおりの時間内に終わりました。昼食を終えて外に出ると、屋外駐車場スペースに作業車が置いてありました。塗装したパネルに日が当たり、室内灯では分からなかったが、完璧なブチ塗装だったそうです。

 (´∇`)ケッサク

 
サフェーサー塗布部のノリが違っていたのでしょうか。よくあるパターンですが、再塗装しなければクレーム間違いなしです。もし指数を経典の如く扱うなら、実際の顧客の車で数値を計測し、納車までしてもらいたいですね。もちろん施工保証付きです。その結果としての数値であれば納得します。仕上がり基準も無い作業時間だけを計測した数値で、これに全て合わせろと言われても、言う方が無理があります。

 このような部分を調整するのが本来のアジャスターで、指数テーブルに忠実であるかどうかをチェックするだけなら、専門職など必要ありません。AIを導入するか、パートで対応すれば十分です。それなら約款を変更し、経費削減に励んだら如何でしょうか


FC2ブログランキング参加中ポッチィしてください。よろしくお願いします

テーマ:修理 - ジャンル:車・バイク
作業実例    Comment(0)  TrackBack(0)   Top↑
Template by まるぼろらいと