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車の再生に命をかけるボディワークス・アルファの板金日記 ≪毎週水曜日 20時に更新≫

未分類ご挨拶作業実例業界近況プライベート作業実例 塗装工場経営思考
2019.02.15 Fri
 2019年2月1日

 12009年12月に始めたブログも10年目に突入し、週一掲載であるにもかかわらず、今回で479回目となりました。もう少し頑張れば500回ですが、ここで一旦、休刊とします。  

 このブログのタイトル、「車の再生に命をかけるボディーワークス・アルファの板金日記」は、当社HPを作成したビジョン・サプライさんが付けてくれたものです。気恥ずかしいと思いましたが、彼らから見てリペゾウは、そのように見えるという話でした。確かに当時は鈑金塗装業に、これほど真剣に取組む人間はいないと自負していました。これだけ頑張って暇になるなら、お客様からの評価が得られないなら、もう商売止めるくらいの覚悟でした。実際に10年以上は常時忙しくて、予約仕事が切れるなど無かったです。どんなに世の中の景気が悪くなっても、自分が暇になるなど、これぽっちも想像してなかったです。一生現場で、ひたすら働き続けるつもりでした。

 転機は2014年です。自動車保険料率改定の影響で、丸2ヶ月の暇を体験しました。1千万ほど売上を落として、全身真っ赤かで。保険制度に頼り過ぎていたのを痛感しました。そしてスバルのアイサイトを筆頭に、自動ブレーキ等の安全装置が付いた車が、急速に普及し始めた年です。時代の変化を感じました。一人の職人として、どんな時代でも飯を食える自信が、それが揺らぎました。一経営者としては、かってない危機感を覚えました。

 経営業は環境適応業。時代が変わるなら俺も変わる。腹を決めて踏み込むと、それまで見えなかったものが見えてきました。2016年には国交省内部に、自動運転戦略本部が設置されます。トップは国土交通大臣です。つまり国家戦略として、自動運転を進めるという宣言です。ここで何が議論されているのかは、容易に想像できます。整備の在り方そのものが変わります。バンパ脱着、ヘッドランプ脱着、ガラス脱着、この類の作業でさえ、分解整備の定義に触れる可能性が出てきます。そういう時代が、間近に迫ってきました。

 変化の時代はレバレッジが効き易く、小資本で面白い展開が可能です。商売を始めた時から見栄を張らずに、コツコツと積上げてきました。やっと自らの可能性を、試すに相応しい時機が到来しました。今なら自力の範囲内で、他人様に迷惑を掛ける心配も無く勝負に入れる。銀行に必要資金を融資してもらい、やがて訪れる時代に備えての、最初の投資を実施しました。もう少しで、スタート台には立てます。開店準備に並行して、次の投資準備にも入りました。従来業務も並行しますから、かなり忙しいです。

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 組合活動でも、大役を受ける事になりました。こちらは、本音を言えば避けたかった。でも仲間が頭を受けると言った時点で、もう選択肢などありません。俺も行くしかない。やるべき事が飛躍的に増えました。ブログを書くのも好きですが、時間が足りません。Facebookのアカウントも削除しました。こちらも忙し過ぎて対応できません。週一掲載を楽しみにしていた方には申し訳ございませんが、自身が今何をすべきかは明確なので、それに集中します。余裕ができたら、その時点で再開を考えます。長年お付き合いいただき、ありがとうございました。

(´▽`)アリガト!
 
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2019.01.02 Wed
 新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いします。凄まじい勢いで、1年が過ぎました。水面下の変化が、次々と現れてきます。今年の挨拶は、年末からのミッチェル解読に関連して、秘めた思いについて語ります。昨年、些細な事からミッチェルに興味を持ち、アジアンを入手し読み始めました。手探りで続けているうちに、本質に迫ってきた感じがします。

 我々が車を修理する時に、何を基準に修理するのか。修理の基準がメーカーマニュアルである事に、異論のある方はいないと考えます。トヨタ車ならトヨタの修理書、或いはそれに準ずるものを確認しながら修理するのが、プロとしての正しい姿勢です。その作業に要する時間は、メーカー工数を基準に考えるのが妥当と考えます。メーカー工数が本来の我々の基準(ものさし)の筈ですが、現実のBP業界の基準(ものさし)は自研指数です。便宜的にメーカー工数=自研指数として、使用せざるをえない現状です。

 こうなった遠因は、日本では自動車メーカーに情報開示義務が無いからです。リコール情報等を除けば、販売車両に対しての情報提供をしなくても、法的に罰せられる懸念はありません。これで最も不利益を被るのは、我々修理業者ではなく、一般の生活者です。レクサスなどは典型ですが、高年式車の故障時には、正規デーラーに持ち込む以外の選択肢がありません。町工場に運び込まれても、ろくにデーター公開されていない状況では、やれる事にも限りがあります。メーカー側にしてみれば、価格競争と無縁の独占的な商売ができますから、情報開示は必要最低限に止めておきたいわけです。

 アメリカには、I-CARという組織があります。生活者の利益を守るというビジョンの下に、事故車修復に関わる全ての関連業種が連携し、作業者への教育事業等をおこなう、独立した非営利団体です。アメリカで正規販売されている車両のメーカー情報、OEMで製造ラインに入っている塗料メーカーの情報、新品部品やリビルト部品メーカーの情報・サプライヤーや修理業者の情報等、あらゆる関連情報がI-CARに集中して、教育やコンサルタントの現場に生かされています。もちろんミッチェルとも、密接な関係にあります。カーメーカーのマニュアル、塗料メーカーのマニュアル、I-CARの教育マニュアル、ミッチェル工数、全て連動していると考えてよかろうと思います。

 ここから先はリペゾウの推測ですが、ミッチェル工数とメーカー工数は、どうやら極めて近い存在と考えられます。もしそうであるなら、ミッチェルで損害額を算出するのは、正しい姿ではないでしょうか。ミッチェルアジアンに掲載されている、現行車の種類は豊富です。例えばマツダなら、CX-3・CX-5・CX-7・CX-9・デミオ・アクセラ・プレマシー・アテンザ・ロードスターといった車種が掲載されています。ミッチェルに関して未だ分からない部分が多々ありますが、自分なりに自信が持てるレベルに達したら、ミッチェルで国産車を見積って協定までおこなう事を考えています。

 ミッチェルでいくなら、レートを下げる必要があるかもしれません。現場作業者の立場からすれば、金額よりも適正な作業時間で協定する事を望みます。普通に作業して1時間掛かっても、その作業は指数で30分と決まっているとか言われる環境で、次世代が育つとは思えません。丸1日働いて、7~8割しかカウントされない職場で、若い人が我慢して働くでしょうか。適正な基準を導入して、自身のおこなった作業が正しく評価されて初めて、そこで本気が、自主的なやる気が出ます。次世代の職人が育ちます。

 ミッチェルと自研指数の根底に流れる思想や計測時の作業手順に、大差は無いと考えます。但し数値作成時の統計的な手法には、動かし難い差が見受けられます。リペゾウの推測どおりなら、標準作業者に実態が無いのも当然です。本来の自研指数は革新的で、検証作業にも柔軟に対応できる筈だったと思いますが、最初期の精神は忘れ去られてしまったか、それとも行き詰ってしまったか。どちらにせよミッチェルが世界各地で使われているように、自研指数が世界各地で使われる日が来るとは思えません。可能としたら、せいぜい中国だけです。

 普遍性を失った現在の自研指数に、何かの意味があるとは思えません。ガラパゴスのゾウガメに付き合って、我々に明るい未来が開けるとも思えません。業界全体で自研指数を、そろそろ卒業してもよい頃と考えます。

 自分が未だに自研指数を使っている理由は、アジャスターさん達を困らせたくないからだけです。ファンクラブ相手の商売です。顧客への説明は、自研指数でなくても不都合はありません。ただ協定作業だけは、アジャスターさん達との共同作業です。立場は違えど、現実的な範囲内で、顧客の満足度を追求する点では一致します。ある意味、彼らをパートナーとして捉えています。サラリーマンとしての立場も理解できます。余分な仕事を抱え込ませるのは、できれば避けたいです。悩ましいです。

 来週から再び、ミッチェル解読について掲載していきます。リペゾウ自身も未だ分からない部分が多々あるのが現状です。記事を鵜呑みにしないで、各自で考えてください。明らかに間違っていると思える部分があれば、コメントをください。否定・肯定に関係なく、建設的な意見は追記に掲載します。

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2018.01.03 Wed
 新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いします。あっという間に1年が過ぎました。ここ2年間は、飛躍しようとしては踏みとどまる状態を続けています。イラつく時期もありましたが、結果から見れば正解でした。事業を取り巻く環境が、急変しました。自動運転車など未だ先の話と思っていたのに、限定的とはいえ、東京オリンピック時には実現しそうです。自動運転車がもたらすインパクトは様々ありますが、車のコモディティ化が加速します。

 100年前、黎明期の車は栄華の象徴であり、整備に携わる者は栄光に包まれていました。リペゾウが子供の頃の50年前でも、車は一家の富の象徴でした。早く免許取って乗り回したいと思っていたし、東京モーターショーに行った友達の話を、ワクワクしながら聞いたのも懐かしいです。車は凄く特殊な物で、整備士も憧れの対象でした。

 時が流れて一家一台から、一人一台の時代へ入っていきます。この頃から微妙な変化が現れだします。免許取りたての方に「どんな車が欲しいの?」と尋ねると、「なんでもいい」と返答する若者が出始めました。最初は覇気の無い奴と思いましたが、同様の話が次々と入ってきます。彼らにとって車は、もう特別な存在じゃないわけです。普及が進む中でのコモディティ化、つまり一般化と呼ばれる状態です。スマホと車を同列で考える、そういう時代に既に入っていました。

 完全自動運転レベル5が現実化すると、更にコモディティ化が進みます。車に拘りを持ち、お金を掛ける方が激減します。極論ですが、日本中の車が、タクシーを目指します。美観など、そこそこで充分。とにかく早く、そして安く修理。でも安全性には手を抜けない。悪夢みたい状況になりそうで

 もちろん、いきなりそうはなりません。この先10年から15年は、市場が縮小しながら、事業者の淘汰を続けていくと思われます。分岐点に達した段階で急激な変化が起きると予想しますが、プレミアムカーと呼ばれる富裕層相手の市場やマニアックな市場は残ると考えます。でも、その市場は小さいです。同じ場所を目指せば、競争も激しいでしょう。費用対効果を考ると、興味の対象外です。じゃぁ、どうするの?ということで考え続けてきました。

 商売も所詮は遊びです。どうせならワクワクするのを狙いたいです。レバレッジが効きそうなターゲットでないと、リペゾウの血が騒ぎませんだいぶ考えが纏まってきたので、経営計画書を作って融資申し込みました。持ち金では足りないし、他人の金を運用するしかありません。とりあえず必要資金の半分はゲットしました。近日中に残り半分も決めたいです。ゲームを始めるのは、充分な軍資金を確保してからです。


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2017.01.04 Wed
 新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いします。今日は1月3日です。明日から伊豆山中の温泉に行きますので、1日早く予約投稿します。

 年の暮れの30日から新年3日まで、空いてる時間はパソコン前に座り込んで過ごしました。ものづくり補助金の申請書作りです。担当者さんのアドバイスで加点ポイントは分かりましたが、記入例も無く試行錯誤です。最初は数時間に亘るフリーズ状態眺め続けているうちに求められていることが分かってきましたが、自分の中のイメージを具象化するのが難しくて審査員の方々に理解してもらうよう書かなければ不味いです。書いては読んで書き直してと、この作業をひたすら繰り返しました。

 一通り文章ができあがると、合間にグラフ・イラスト・写真を挿入していきます。文章だけでは読みづらいです。審査員の方々が読みやすいように作らないと、こちらの真意が伝わる前にはじかれる危険性があります。適当なグラフが見つからず、整備白書等のデーターをベースに、全てのグラフを手作りしました。もう途中からは補助金貰えるかどうかよりも、半ば意地です。銀行の担当者を唸らせたる なんとか申請書の90%近くまで完成しました。文章だけで10ページ。全体で16ページの力作です。

 銀行の担当者さんにメールで送り、休み明けからディスカッションしながらのブラッシュアップに入ります。15日までに完成させて16日に郵送予定です。あまりに時間的猶予が無くキツイ作業ですが、これだけ集中して思考した経験は過去にもありません。中学3年の進路相談の時に担任の先生から「どこでも行けるから、好きな高校を受験しなさい。」と言われ「一切勉強しないで卒業させてもらえる学校が希望です。」と答えた記憶があります。今くらい集中して勉学に励んでいたら、たぶん人生は変わりましたね。

 申請書作りで漠然とした思考が纏まると、将来に対しての不安も無くなりました。決めたとおりにやるだけです。もし申請が通ったら、鈑金屋は止めてコンサルタントにでもなるかな。今年は酉年。一気に羽ばたく飛躍の年です

 

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2016.01.06 Wed
 新年あけましておめでとうございます。今年最初のブログは、年末のビデオで出会った、素敵な言葉について語ります。

 2008年公開の「カンフーパンダ」、知ってますか。落ちこぼれパンダのポーが成長し、カンフーの達人となって悪漢と戦うという荒唐無稽、ハチャメチャな内容のアニメです。パンダのお父さんはガチョウだしカンフーの大師匠はゾウガメ突っ込みどころ満載ですが、根底に格調高い精神世界が潜む名作です。カンフーの始祖であるウーグウェイ導師(ゾウガメ)が、桃の花びらに包まれながら旅立つ場面では、思わず涙が零れました

 さて素敵な言葉ですが、このウーグウェイ導師が、挫折して諦めかけたポーにかける言葉です。この言葉でポーは立ち直り、再び厳しい修行に挑みます。

 Yesterday is history, tomorrow is a mystery, but today is a gift. 
 
 「昨日は歴史、明日はミステリー。だが今日は贈り物だ。」 この言葉は深いです。胸にガツンと響きました昨年は、色々ありました。全てにストップをかけて、保留状態にしていました。過ぎ去った昨日への悔悟や郷愁も、未だ見ぬ明日への不安や期待も、どれもが無意味。実態として掴めるのは、今日だけです。

 せっかくの贈り物を、真摯に受け止めているだろうかと猛省です。今この瞬間、そこに全力を注ぎます。今年はイノベーション、飛躍の年です

 
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