2018.09.26 Wed
お得意さんから、「走ると振動が。」と電話です。そのまま来社してもらい、同行して試乗です。乗って即、分かりました。「この車、寿命です。修理できるけど、半端なく費用が掛かりますよ。諦めて、買い替えましょう。」と返答しました。16年落ち、20万キロ越え。新車から、よくぞ乗りました。
次の車が見つかるまでの代車を出して、確認の為に片側タイヤを外しました。案の定です。サスペンションロワアームのブッシュがボロボロです。この調子だと、他も似たりよったりの筈。限界を超えました。1年前から、もう無理とアドバイスしていたのですが、未だ大丈夫と乗り回していたんですね。気持ちも分かるけどなぁ

次の車が見つかるまでの代車を出して、確認の為に片側タイヤを外しました。案の定です。サスペンションロワアームのブッシュがボロボロです。この調子だと、他も似たりよったりの筈。限界を超えました。1年前から、もう無理とアドバイスしていたのですが、未だ大丈夫と乗り回していたんですね。気持ちも分かるけどなぁ


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2018.02.14 Wed
損保の言うことも分かります。道交法での安全進行義務違反です。「たとえ優先道路を法定速度内で直進している状況でも、交差点や路駐車両がある場所では減速や徐行運転をし、事故が発生しないように努める義務がある。路駐の相手側車両が後方確認せずに発進したのは事実だが、Sさんも必要な注意を怠っていたのではないか?」と。大雑把に言えば、こんな感じですか。
Sさんが被害者側であることに間違いなくても、自己の過失ゼロに対しては立証責任が発生します。立証責任は被害者側にあります。現実的には第三者の目撃者でもなければ、立証は困難です。だから水掛け論になります。
被害者側・加害者側双方の話を聞き、どちらに分があるかは推測できても決定打がありません。極論を言えば、事実よりも押しの強い方が勝ちます。車が少しでも動いていれば、損保は過失を求めてきます。でも、やるべきことを全ておこなった上での事故ならば、過失は無いはずです。
プリウスにはドライブレコーダーが搭載されていました。アジャスターさん立ち合いでデーター再生すると、路駐している相手側車両の手前で減速し、徐行運転ているのが明らかでした。パソコン画面をアジャスターさんのスマホで動画撮影し、社内検討してから連絡しますという話でした。
当日夕方には連絡が入り、ゼロ主張が認められました。損保のお姉さんからも、レンタカー代請求を出してくださいとの連絡です。態度がコロッと変わります。今回の案件で、ドライブレコーダーの有効性は分かりました。今後はお客様にも、積極的に勧めていくつもりです
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Sさんが被害者側であることに間違いなくても、自己の過失ゼロに対しては立証責任が発生します。立証責任は被害者側にあります。現実的には第三者の目撃者でもなければ、立証は困難です。だから水掛け論になります。
被害者側・加害者側双方の話を聞き、どちらに分があるかは推測できても決定打がありません。極論を言えば、事実よりも押しの強い方が勝ちます。車が少しでも動いていれば、損保は過失を求めてきます。でも、やるべきことを全ておこなった上での事故ならば、過失は無いはずです。
プリウスにはドライブレコーダーが搭載されていました。アジャスターさん立ち合いでデーター再生すると、路駐している相手側車両の手前で減速し、徐行運転ているのが明らかでした。パソコン画面をアジャスターさんのスマホで動画撮影し、社内検討してから連絡しますという話でした。
当日夕方には連絡が入り、ゼロ主張が認められました。損保のお姉さんからも、レンタカー代請求を出してくださいとの連絡です。態度がコロッと変わります。今回の案件で、ドライブレコーダーの有効性は分かりました。今後はお客様にも、積極的に勧めていくつもりです

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2018.02.07 Wed
先週の話は折合いがつき、短期間で決着となりました。互いに忙しい身ですし、話合いに時間も掛けられません。最初から落としどころは決まっていますからね
今週は話が変わり、ドライブレコーダーの有効性についての体験談です。
昨年末の事故です。Sさんのプリウスは直進中。路肩に停止していたトラックが、後方確認せずに右側本道に急発進して衝突。プリウスの左フロントドアから左クォーターまでボッコリと凹ませました。
事故現場でSさんは100:0主張。相手側運転手は非を認めて謝罪しましたが、相手側契約損保はSさんの過失を主張してきました。Sさんは1日平均100キロ走りますから、それなりの車を代車として渡しました。もちろん「わ」ナンバーです。相手側損保のお姉さんから、リペゾウの独断で勝手に配車したのだから、代車費用は一切出しませんくらいに言われました。社内マニュアルに沿って話してるのは分かりますが、そう言われたら、こちらも戦闘モードです
自分が納得できない状態ではSさんに説明できませんから、そう簡単に引き下がったりできませんわ。
続く
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昨年末の事故です。Sさんのプリウスは直進中。路肩に停止していたトラックが、後方確認せずに右側本道に急発進して衝突。プリウスの左フロントドアから左クォーターまでボッコリと凹ませました。


事故現場でSさんは100:0主張。相手側運転手は非を認めて謝罪しましたが、相手側契約損保はSさんの過失を主張してきました。Sさんは1日平均100キロ走りますから、それなりの車を代車として渡しました。もちろん「わ」ナンバーです。相手側損保のお姉さんから、リペゾウの独断で勝手に配車したのだから、代車費用は一切出しませんくらいに言われました。社内マニュアルに沿って話してるのは分かりますが、そう言われたら、こちらも戦闘モードです

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2017.09.27 Wed
側道から優先道路に出ようとしたTさんの話です。一旦停止の標識を見て減速し、停止線で停止しようとした瞬間です。側道の左側は斜面の空き地です。そこを上から下ってきた車が、横からドカンと衝突です。衝突位置は、停止線の1メートルほど手前。Tさんの車は衝突地点で、そのまま停止です。

Tさんの車は年式が古いから全損です。これは仕方ないです。客観的に妥当な金額を提案してきたので、即了承しました。問題は過失割合です。Tさんにも1割の過失があると言います。理由は完全な停止状態でなく、僅かでも動いていたからという、それだけです。これは納得できません。過失と言うなら、それをしなければ事故は避けられたのか?こちらは停止線を見ながら止まる寸前です。道路外の左上方から突っ込んでくるのを、どうしたら避けられるのか知りたいです。
相手側損保担当者は事故現場にも行ってないし、損傷車両の状態も見ていません。判例がどうとか言いますが、だから何なんだと。事故は全てが異なります。全く同じ状況はありません。今回の場合は客観的に見て限りなくゼロ過失に近いから、最初から1割過失しか要求してこないわけですね。相手側損保担当者に妥協案として、請求放棄するよう提案しました。駄目の一点張りです。相手側契約者は、あくまで過失分を請求すると言ってるそうです。本当かな?
Tさんから衝突相手に電話してもらいました。交渉状況を話してもらったところ、相手の方は何も知らなかったです。ご自分の車はデーラーに入庫しています。事故から1週間以上経過していますが、未だに何の連絡も無いとの話です。互いの損害額も既に決まっていますが、それすら知りませんでした。相手の損害額は約30万で、少なくとも9割は自己負担となります。連絡も入れずに直すつもりですかね?
この程度のレベルで、よくサービス業が務まるのかと思います。自分なら入庫から24時間以内に損害額を算出して、必ず連絡を入れます。修理するとしたら自己負担額はどれくらいになるのか?場合によっては修理するより買い替えた方が得なのか?知りたい筈です。過失割合の話を進めるにしても、コマメに連絡を取って、顧客の意向に沿って進めていきます。顧客が無茶を言えば、交渉前に説得しときます。契約者に電話して、意向を聞き出すくらいしたらどうかと思いますがね。
マニュアルに従って事務的に処理するだけなら、そのうち機械に仕事を取られます。求められてるのは、人間だからこそ可能な、血の通ったサービスです。現場作業しながら電話・メール・ラインで、経過報告等の連絡を入れています。コマメに顧客に連絡して情報共有する。顧客の身となって動くには必要です。サービス業としての基本です。
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Tさんの車は年式が古いから全損です。これは仕方ないです。客観的に妥当な金額を提案してきたので、即了承しました。問題は過失割合です。Tさんにも1割の過失があると言います。理由は完全な停止状態でなく、僅かでも動いていたからという、それだけです。これは納得できません。過失と言うなら、それをしなければ事故は避けられたのか?こちらは停止線を見ながら止まる寸前です。道路外の左上方から突っ込んでくるのを、どうしたら避けられるのか知りたいです。
相手側損保担当者は事故現場にも行ってないし、損傷車両の状態も見ていません。判例がどうとか言いますが、だから何なんだと。事故は全てが異なります。全く同じ状況はありません。今回の場合は客観的に見て限りなくゼロ過失に近いから、最初から1割過失しか要求してこないわけですね。相手側損保担当者に妥協案として、請求放棄するよう提案しました。駄目の一点張りです。相手側契約者は、あくまで過失分を請求すると言ってるそうです。本当かな?
Tさんから衝突相手に電話してもらいました。交渉状況を話してもらったところ、相手の方は何も知らなかったです。ご自分の車はデーラーに入庫しています。事故から1週間以上経過していますが、未だに何の連絡も無いとの話です。互いの損害額も既に決まっていますが、それすら知りませんでした。相手の損害額は約30万で、少なくとも9割は自己負担となります。連絡も入れずに直すつもりですかね?
この程度のレベルで、よくサービス業が務まるのかと思います。自分なら入庫から24時間以内に損害額を算出して、必ず連絡を入れます。修理するとしたら自己負担額はどれくらいになるのか?場合によっては修理するより買い替えた方が得なのか?知りたい筈です。過失割合の話を進めるにしても、コマメに連絡を取って、顧客の意向に沿って進めていきます。顧客が無茶を言えば、交渉前に説得しときます。契約者に電話して、意向を聞き出すくらいしたらどうかと思いますがね。
マニュアルに従って事務的に処理するだけなら、そのうち機械に仕事を取られます。求められてるのは、人間だからこそ可能な、血の通ったサービスです。現場作業しながら電話・メール・ラインで、経過報告等の連絡を入れています。コマメに顧客に連絡して情報共有する。顧客の身となって動くには必要です。サービス業としての基本です。
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