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車の再生に命をかけるボディワークス・アルファの板金日記 ≪毎週水曜日 20時に更新≫

未分類ご挨拶作業実例業界近況プライベート作業実例 塗装工場経営思考
2020.01.15 Wed
 静車協会員さんからの情報です。興味ある方はご連絡ください。取次ます。

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 引退後に乗り回すつもりで補修してきましたが、諸事情で手付かず状態が続いています。手放すことを決心しました。代わりに面倒を見てくれる方を探しています。養父母の条件は、彼の面倒を真摯にみてくれる方。転売目的はご遠慮ください。譲渡金額は相場無視の、実費程度を考えています。

 車両はオリジナル状態で、腐食による切り継ぎ部分も少ないです。前後バンパーは欠品です。エンジン・ミッションは降ろして、別に保管してあります。車両以外にも、多数の純正部品を付けます。書類無しの部品取り車扱いとなります。車検取得を考えるなら、お手伝いはできると思います。

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 激レアの箱スカGTRのフロントグリルを筆頭に、全てが純正品。オリジナルの本物です。

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2020.01.01 Wed
 新年あけましておめでとうございます。昨年は更新していないにも関わらず、多くのアクセスを頂きました。ありがとうございました。今年は不定期ですが、時間が取れたら書くつもりです。書きたいことは沢山あります。

 公私ともども、激動の1年でした。まともに休みが取れた日は無く、追いまくられ動き回っているうちに年が変わりました。大きなニュースが幾つもありました。特に心に残ったのは、天皇陛下のご譲位と中村哲先生のご逝去です。ご譲位が平和裏におこなわれたのは、日本人として誇らしいことです。タイミングも良かったと思います。また中村哲先生のご逝去に関しては、残念の一言です。ご冥福をお祈りします。

 2020年という年を一言で表すなら、転換期です。これから全てが変わります。凄い速さで変わります。従来の秩序、コンセプトが急激に崩れ、一見は混沌とした状態、カオスとなります。カオスからハーモニーが生まれ、やがてコスモスが形成される。10年ほど前から勉強会で、こういう時代が来ると聞いてきました。生きてる間に、どこまで進むか興味深々です。

 カオスというと先が読めませんから、不安を感じる方は多いと思います。でも心配ありません。何故なら人間本来の状態こそ、カオスだからです。お釈迦様は、これを無常と呼びました。未来が、先が読めるというのは驕りです。緻密な経営計画など意味がありません。出たとこ勝負の連続です。ただし、少しづつでも正しい方向に進めるように、ビジョンの灯火を掲げる必要はあります。日本の象徴として天皇陛下がおられるように、会社経営や組合活動にも、組織には必ず旗印が必要です。そして旗を掲げると同時に、構成員の、個の確立を計る必要があります。カントが唱えた、自律した人間像が求められています。

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2019.02.01 Fri
 2019年2月1日

 2009年12月に始めたブログも10年目に突入し、週一掲載であるにもかかわらず、今回で479回目となりました。もう少し頑張れば500回ですが、ここで一旦、休刊とします。  

 このブログのタイトル、「車の再生に命をかけるボディーワークス・アルファの板金日記」は、当社HPを作成したビジョン・サプライさんが付けてくれたものです。気恥ずかしいと思いましたが、彼らから見てリペゾウは、そのように見えるという話でした。確かに当時は鈑金塗装業に、これほど真剣に取組む人間はいないと自負していました。これだけ頑張って暇になるなら、お客様からの評価が得られないなら、もう商売止めるくらいの覚悟でした。実際に10年以上は常時忙しくて、予約仕事が切れるなど無かったです。どんなに世の中の景気が悪くなっても、自分が暇になるなど、これぽっちも想像してなかったです。一生現場で、ひたすら働き続けるつもりでした。

 転機は2014年です。自動車保険料率改定の影響で、丸2ヶ月の暇を体験しました。1千万ほど売上を落として、全身真っ赤かで。保険制度に頼り過ぎていたのを痛感しました。そしてスバルのアイサイトを筆頭に、自動ブレーキ等の安全装置が付いた車が、急速に普及し始めた年です。時代の変化を感じました。一人の職人として、どんな時代でも飯を食える自信が、それが揺らぎました。一経営者としては、かってない危機感を覚えました。

 経営業は環境適応業。時代が変わるなら俺も変わる。腹を決めて踏み込むと、それまで見えなかったものが見えてきました。2016年には国交省内部に、自動運転戦略本部が設置されます。トップは国土交通大臣です。つまり国家戦略として、自動運転を進めるという宣言です。ここで何が議論されているのかは、容易に想像できます。整備の在り方そのものが変わります。バンパ脱着、ヘッドランプ脱着、ガラス脱着、この類の作業でさえ、分解整備の定義に触れる可能性が出てきます。そういう時代が、間近に迫ってきました。

 変化の時代はレバレッジが効き易く、小資本で面白い展開が可能です。商売を始めた時から見栄を張らずに、コツコツと積上げてきました。やっと自らの可能性を、試すに相応しい時機が到来しました。今なら自力の範囲内で、他人様に迷惑を掛ける心配も無く勝負に入れる。銀行に必要資金を融資してもらい、やがて訪れる時代に備えての、最初の投資を実施しました。もう少しで、スタート台には立てます。開店準備に並行して、次の投資準備にも入りました。従来業務も並行しますから、かなり忙しいです。

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 組合活動でも、大役を受ける事になりました。こちらは、本音を言えば避けたかった。でも仲間が頭を受けると言った時点で、もう選択肢などありません。俺も行くしかない。やるべき事が飛躍的に増えました。ブログを書くのも好きですが、時間が足りません。Facebookのアカウントも削除しました。こちらも忙し過ぎて対応できません。週一掲載を楽しみにしていた方には申し訳ございませんが、自身が今何をすべきかは明確なので、それに集中します。余裕ができたら、その時点で再開を考えます。長年お付き合いいただき、ありがとうございました。

(´▽`)アリガト!
 
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2019.01.30 Wed
ミッチェル解読ポイント ④

 ミッチェルと自研指数のどちらも、メーカーマニュアルを基本にした作業を想定しています。数値作成時の対象となる、作業自体に差はありません。同一車種の作業部位ごとの比較をおこなうと、双方の想定している作業は基本的に同じです。但しミッチェル工数では、作業部位によっては、他部位の作業を含む場合があります。ですからミッチェル使用時は、部位ごとの手順解説や注釈を必ず確認して、重複請求が発生しないようにする注意が必要です。この点に関しても、やはり歴史を考えなければいけないようです。

 ミッチェル内に、 Times for some operations are applicable after necessary bolted, attached or related parts have been removed という文章があります。意訳すれば、「主体作業をおこなうに必要な、ボルト系部品や関連部品を取り外す作業時間は、主体作業時間に含まない。」といったところですか。これが最も古いルールと推測します。70年前のミッチェルは、現在よりシンプルだったのは間違いありません。車自体が変化していく中で、ルール内に収まらない部分が多発して、手順解説で処理したと。やがて手順解説内でも処理できなくなり、作業部位内に注釈を付けて、特例として処理するようになったのだろうと考えています。

 我々は自研指数に慣れていますので、ミッチェルを異端と感じます。ですがミッチェルに慣れてくると、双方とも似たり寄ったりで、どこで区切るかだけの差です。同一車種・同一作業での数値差の発生は、統計処理の違いが影響した結果と推測しています。この点に関しては、自身が統計学を学び直す必要を感じました。一から勉強し直してます。今の段階で言えるのは、40年前に自研指数を作った方々は、かなり野心的だったという事くらいですか。現状の自研指数には、残念ですが、作成者側の主観しか感じられません。ミッチェルにも問題はあります。でも客観的な実態がある分だけ、まだミッチェルの方が納得できるし信用できます。

 昨年から長々と続けてきた解読は、ここで一休みとします。来年度の組合事業の一環で、ミッチェル講習会(中級編)を予定しています。夏休み後くらいになるかな。それに備えて、充電期間に入ります。

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2019.01.23 Wed
 静車協会員限定で、ミッチェル講習会(初級編)を開催しました。その時の資料から抜粋します。

例題②
H25年式 30プリウス カラー070(3Cパール)
左フロントドア・左リヤドアを新品パネル取替、左クォーターパネル鈑金(下処理面積8d)、左フロントフェンダをボカシ塗装

30プリウス 左側面修理

自研指数による塗装明細 (水性塗料、レート¥6000-、材料代割合15.0%で算出)
左フロントドアパネル取替          (2.10)     ¥12600-
左リヤドアパネル取替            (1.90)     ¥11400-
左クォータパネル修理(1/2)           (2.20)     ¥13200-
ブース加算                  (0.00)     ¥0-
加算基礎数値                 (5.30)      ¥31800-
防錆ワックス(3枚)             (0.30)     ¥1800-
塗装工賃計                         ¥70800-
塗装材料代計                        ¥10620--
塗装代総合計                        ¥81420-

 ミッチェル工数を使用して、同条件での塗装料金を算出します。
塗装工数簡易計算表 30プリウス 
 塗り枚数が増えると、余計な手間も掛かるし気も使います。クレームが付く危険度も高まります。職人目線では、計算表の各数値は納得できます。小さな作業が積み重なっていくと、6千円のレート設定でも、それなりにボリューム感のある数字が出てきます。顧客への説明も、実際におこなった作業を順番に喋るだけです。ミッチェルの方が分かり易くて簡単です。

 ミッチェルと自研指数、双方の数値差には探求心をくすぐられます。どちらも真面目に数値作成したはずです。作成過程での意図的な誤魔化しも無かったはずです。同一作業の数値計測で、これほど大きな差が出てしまうのは何故か。ミッチェル日本語版では、作業に対する考え方の違いと書いてありますが、どう違うのか。遊んでる時間まで工数に含むわけないし、準備時間や余裕時間に対する考え方が違うくらいでは、これほど大きな差は出ないはずです。失礼を承知で言わせてもらえば、何も分かっていないのか、それとも意図的にはぐらかすつもりかのどちらかです。

 リペゾウも数ヵ月ひたすら考え続けて、ようやく全容が掴めてきました。本来はミッチェルと自研指数は、もっと近い数値になるはずだったと想像しています。双方の根本的な違いは何か、数値差が発生する問題の核心は何処か、全てが自分なりに消化できるようになってきました。この部分は面白いが、やたらには喋れない。禁断の領域です。どの角度から叩かれても反論できるように、更なる思考の熟成が必要です。

( ^ω^)・・・続く

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